左から、都島信成氏、椎名保氏、西村隆氏 30日、10月17日より開催される「第26回東京国際映画祭」の第1回記者会見が行われ、コンペティションを除く部門のリニューアルが発表された。アジアの新進作家の作品を紹介していた「アジアの風」部門を発展させる形でアジア・コンペティション部門「アジアの未来」を創設し、第1回当時の「ヤングシネマ・コンペティション」をアジア映画限定という形ではあるものの復活させるほか、これまでの「日本映画・ある視点」部門を「日本映画スプラッシュ」に、「ワールドシネマ」部門を「ワールド・フォーカス」にリニューアルする。 オープニング作品『キャプテン・フィリップス』場面写真 今年からディレクター・ジェネラルに就任した椎名保氏は、「作品重視の映画祭」をコンセプトに掲げると、26回目となる同映画祭について「先人たちに積み上げていただいたものの中で、継承すべき良いことは続けて、次の2