米国旗を掲げ、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」への反対デモに参加するイスラム教徒の女性。米ニューヨークで(2015年12月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/KENA BETANCUR 【11月7日 AFP】米国で10年ごとに国勢調査が行われるたびに、中東および北アフリカ地域にルーツを持つ市民たちは不本意ながらも調査票の「白人」「黒人」「その他」の項目から1つを選んできた──。 だが米国勢調査局(Census Bureau)はこのほど、調査票を45年ぶりに見直し、「アフリカ系米国人(African-American)」「インド系(Asian Indian)」といった新たな項目の追加を検討している。 国勢調査局のアナリスト、レイチェル・マークス(Rachel Marks)氏はAFPの取材に「この調査は人種と民族性に関するデータの向上を目的としている」と説明。これによって米国で拡大す