4月18日のばんえい競馬能検(帯広市)で、鈴木恵介騎手が馬の頭部をけったとして批判を浴びている。市ばんえい振興課は「いかなる理由であれ認められない」として、同騎手は戒告処分。騎乗自粛中だ。 ことはそう単純ではない。砂地に突っ込んだ馬の頭部を一刻も早く起こすための行動だった。鈴木騎手はソリを下りるまでに長手綱を散々引いている。砂地に鼻が突っ込むと、馬は非常に危険だ。口呼吸はできず、砂が肺に入るのを放置するのはむしろ虐待である。
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名事件で、活動団体事務局長の田中孝博・元愛知県議(59)が、名古屋市内の広告関連会社が佐賀市内で実施したアルバイトによる大量の署名の書き写し作業について、自身が「依頼した」と本紙取材に明らかにした。公の場ではこれまで、一貫して否定か「答えられない」と話してきた。違法性の認識は「無かった」と説明したが、不自然さが目立つ。 田中氏は依頼した理由について「予定通り署名が集まっておらず、焦っていた」と語った。また、活動団体会長で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が会員制交流サイト(SNS)などで署名集めの順調さを発信していたことなどから「恥をかかせるわけにはいかなかった」という。...
大村秀章知事に対するリコール活動で提出された署名について、現職の公職者が本紙に、無断で名前を書かれていたと証言した。 愛知県議の神谷和利氏(自民、豊田市)は、不正な署名が含まれている疑いをインターネットで知り「解職を求めていないのに名前があったら困る」と市選管に個人情報の開示を請求。名前があると連絡を受け、「刑事告訴も頭にある」と憤った。同様に名前があった杉江繁樹県議(同、常滑市)も「真相を究明してほしい」と警察に被害を伝えたという。
愛知県議会は13日の定例会本会議で、昨年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の展示内容や運営方法に問題があったとして、河村たかし名古屋市長が提出していた大村秀章知事の辞職勧告決議を求める請願を反対多数で不採択とした。
「戦後A級戦犯として逮捕された人が首相になった。どう思いますか」。人体実験や細菌兵器の米軍へのデータ提供と引き換えに、多くの幹部の戦犯訴追が免除されたとされる旧日本軍の七三一部隊。記者に向けられた元少年隊員の清水英男さん(90)=宮田村=の鋭い目は、多くの犠牲を出しながらも罪に問われなかった為政者への憤りを示しているかのようだった。 清水さんは一九四五年三月、宮田村の国民学校を卒業。卒業式の三日後、見習技術員として旧満州(中国東北部)に渡った。当時、十四歳。現地で何をするのか、全く知らされていなかった。「どうせ軍隊に行くと思っていた。さみしさとかはなかった」。昨日の出来事のように自身の体験を...
新型コロナウイルスへの対応で厚生労働省が二月に公表した相談・受診の目安は、原案にあった「(重い症状は)四日を待たずに相談すべき」との文言が作成過程で削除された。目安は「三七・五度以上の発熱が四日以上続く方」などとなり、「必要な検査や診察を受けにくい」と問題視された。厚労省は取材に、重い症状でも四日以上待たなければならないという「誤解」を招いたと認める。 原案は二月十六日、専門家会議の初会合で示された。「(保健所の)相談センターに相談すべき」ケースとして「風邪の症状が三〜四日以上続く場合」のほか、「強いだるさや○度以上の発熱、息苦しさがある場合は四日を待たずに相談すべき」としていた。具体的な体...
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中に賭けマージャンをしたとして、22日付で辞職した黒川弘務・前東京高検検事長の賭けマージャン自体が立件されていないのを皮肉って、市民グループが30日、東京・日比谷公園前で「第一回検察庁前テンピン麻雀大会 黒川杯」を開催。警察官が駆けつける騒ぎになった。 主催者はツイッターなどSNSで参加者を募集。「テンピン麻雀は問題ないらしいので、“黒川基準”の麻雀解禁を祝して公然と実施します」と呼び掛けた。テンピンマージャンでのルールも事前に細かく掲載。一方で、「開催前に黒川前検事長が賭博容疑で逮捕ないし、起訴等された場合は、自らの浅はかさを恥じて中止とします」と、ただし書きも付けた。
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、4月20日から休館していた魚津市立図書館が12日、約3週間ぶりに開館した。開館前には通常の3倍の約20人が並ぶなど、開館を待ちわびた利用者が多く訪れ、職員は返却、貸し出し対応や、書架の整理に追われた。 同館は感染予防対策として、ソファの3分の2を使用不可とし、テーブル、いすも最小限しか使えないようにした。スタッフも通常より1人多い10人で対応した。 市内の女子児童(7)は母親(38)と来館。一挙に絵本20冊を借り「学校に行けないので、毎日1冊ずつ読んでいる」と話した。初道(しょどう)ゆかり館長は「自宅で過ごす機会が多い今こそ読書のチャンス。このまま何事もなく本を提供できることを願っている」と話した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く