ルワンダ虐殺、資金提供者を逮捕 手配中、偽名で潜伏―仏 2020年05月16日21時19分 【パリAFP時事】フランス警察は16日、1994年のルワンダ大虐殺で、資金提供者として虐殺に加担し、指名手配されていたルワンダの資産家フェリシアン・カブガ容疑者(84)を逮捕した。検察との共同声明で明らかにした。 カブガ容疑者は、虐殺を実行した民兵組織の立ち上げに関与し、市民に殺人を促す番組を流した放送局の設立を支援したなどとされる。自身の子供たちと共謀し、偽名でパリ郊外に暮らしていた。 声明によると、これまでにドイツやベルギー、ケニアなどで生活しており、「司法当局が25年間探し続けてきた人物」だという。国連の主任検察官は、「本日の逮捕は、たとえ罪から26年たっていたとしても、虐殺者は責任を問われるということを喚起させるものだ」と歓迎した。 国際 ミャンマー政変 日韓関係 ウイグル問題