前回に続いて、誰かにちょっとした複雑なことを説明するための文書のうまい書き方を紹介。今回は文章を幾つかの部品に分けて考えてみます。 「説明書を書く悩み解決相談室」第2回です! 説明書と名前はついていなくても、ちょっとした複雑なことを説明するための文書を書かなければならない機会はよくあります。でもいくら考えてもなかなかうまく書けない、そんなときは、ぜひ当相談室へお尋ねください。解決へのヒントを一緒に探ってみようではありませんか。 さて第2回の相談者は、ある業界のコンサルタントをされている板東さん(仮名)です。 開米 この文書はどんな目的で書かれたものですか? 板東さん 産業技術動向リポートの一種です。読み手はこの分野には詳しくないのであまり専門用語は使えません。ただ、広い意味での投資判断の参考にするために技術動向を知っておきたい、という人に向けて書いています。 開米 なるほど、ではちょっと拝
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