「日本メーカーのデザインは格好悪くないか」――。この2週間の間に、PCメーカー、テレビメーカー、自動車メーカーの関係者から、異口同音にそんな言葉を聞いた。 それぞれの製品ジャンルは異なるが、共通しているのは、日本以外のアジアメーカーの製品に対するデザインの評価が高いという点だ。 PCであれば台湾のアスースやエイサー、中国のレノボ、薄型テレビであれば韓国のLG電子。日本では未発売だが、韓国のサムスン電子の薄型テレビのデザインは、業界関係者の間では以前から評価が高い。そして、アジア勢ではないが、もちろん、米アップルのデザインの高評価は相変わらずだ。 この裏返しが冒頭の言葉になる。 確かに店頭に並んでいる日本メーカーの製品は、画一的なものが多い。アジアメーカーの製品に比べて、“クール”なイメージを受けるものは少ない。いつからこうなってしまったのだろうか。 アジア勢の伸びが目立つ洗濯機とテレビ 今
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