中央アフリカのイスラム教系の武装勢力連合「セレカ(Seleka)」とキリスト教徒の民兵組織「反バラカ(Anti-balaka)」による衝突で負傷し、国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres)が支援する首都バンギ(Bangui)の病院で治療を受ける男性(2013年12月20日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【4月28日 AFP】宗教間対立による武力抗争が続く中央アフリカの北西部で26日、慈善病院が武装グループに襲撃され、国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres、MSF)の職員3人を含む少なくとも22人が死亡した。 襲撃したのは、抗争の悪循環のきっかけとなった昨年3月のクーデターを起こしたイスラム教系の武装勢力連合「セレカ(Seleka)」とみられている。 アフリカ連合(AU)主導の平和維持部隊「中央アフリカ支援国際ミッション(MI
エジプトのムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領らをスパイ罪に問う裁判の公判が行われる予定のカイロ(Cairo)の警察学校前で、プラカードを掲げる男性(2014年2月16日撮影)。(c)AFP/KHALED DESOUKI 【4月28日 AFP】(一部更新)エジプトの裁判所は28日、ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領の支持基盤であるムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)の最高指導者ムハンマド・バディア(Mohammed Badie)氏を含む683人に死刑を宣告した。弁護士と司法筋が明らかにした。 また3月に宣告されたモルシ派529人のうち492人に対する死刑判決を覆し、大半を終身刑に減刑した。軍主導で発足した暫定政権による広範なモルシ派弾圧の中で下された先月の判決は、国際的な非難を巻き起こしていた。 エジプト法の下では死刑の最終判決を
ニューヨーク(CNNMoney) 個人の金銭に関する信用力を点数化して格付けした「クレジットスコア」についてはよく知られている。しかし消費者を評価するスコアは他にも無数にあって、私たちの知らないところで取引されており、多くの企業はいわば秘密裏に消費者を点数付けしている――。非営利団体の「ワールド・プライバシー・フォーラム」が先ごろ、こんな報告書を発表した。 こうした「消費者スコア」を作成し使用している組織は、金融や通信、法執行機関などあらゆる分野に及ぶ。だが、多くの消費者はその存在を知らず、また自分のスコアを知る手だてもない。 報告書を執筆したパム・ディクソン氏とロバート・ゲルマン氏は、「聞いたこともない消費者スコアによって自分たちの生活が多かれ少なかれ影響を受けているというのに、消費者の側ではそれを知る手段が少なく、方法が皆無の場合もある」と警鐘を鳴らす。 以下に挙げるのは、同フォーラム
MERSコロナウイルス(マーズコロナウイルス、英: Middle East respiratory syndrome coronavirus, MERS-CoV)は、中東呼吸器症候群 (Middle East respiratory syndrome = MERS) の病原体のコロナウイルス(ベータ型)。通称 MERSウイルス。イギリスロンドンで2012年9月に初めて確認された[1]。 ヒトコブラクダが保有宿主(感染源動物)であるとされ、ラクダとの接触や、ラクダの未加熱肉や未殺菌乳の摂取が感染リスクになる[2]。2021年3月11日までに、サウジアラビアを中心に2574人が感染し、886人(34.4%)が死亡した[3]。 2015年6月現在、中東地域で感染拡大中の新型コロナウイルスである。肺炎(異型であるので診断に注意が必要)を主症状としており、死亡率が40-50%前後と非常に高い。 20
(CNN) サウジアラビアで中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染がさらに拡大している。同国保健省によると、感染者は27日までに合計339人に達し、このうち102人が死亡した。 同日にかけての週末だけで新たに26人の感染が確認され、うち10人が死亡したという。 MERSコロナウイルスは2012年9月に初めて発見された。サウジ当局は、今月初めから患者が急増していることを受けて対策強化に乗り出している。国営メディアは21日、この問題で保健相が解任されたと伝えた。 人から人への感染は限定的とみられ、世界保健機関(WHO)は今のところ渡航制限を勧告していないが、アラビア半島への渡航者に呼吸器感染症の兆候がみられた場合は観察の必要があるとして警戒を呼び掛けている。
理化学研究所や東大などの研究グループは、浸すだけでマウスや小型サルの脳を丸ごと透明にできる「透明液」を開発した。サルの脳を丸ごと透明にできたのは世界で初めて。いまなお解明されていない謎が多い脳の働きを解き明かす大きな手段になる可能性がある。 脳を構成する細胞の種類は他の臓器と比べて格段に多く、それらが複雑につながって、多彩な機能を発揮している。脳の中で何が起きているのか直接見ることができれば、機能の解明が大きく進むと期待されており、世界中で透明化の技術開発が進んでいる。 理研生命システム研究センターの上田泰己(ひろき)グループディレクターらは、理研がこれまでに見いだした2種類の透明化薬剤に、新たな有機化合物を混ぜることで、従来法を超える高度な透明化を実現した。マウスの脳だと、約30億個ある脳の細胞を一つ一つ観察できるという。神経同士のつながり具合などを直接見ることで、脳機能の解明につながる
キューバ・ハバナ(Havana)にあるドンキホーテ(Don Quixote)の像(2012年10月18日撮影)。(c)AFP 【4月27日 AFP】小説「ドン・キホーテ(Don Quixote)」の作者、ミゲル・デ・セルバンテス(Miguel de Cervantes)の遺体がスペイン・マドリード(Madrid)にある女子修道院の床下に埋葬されている可能性があるとして、レーダー探知機を使用した捜索が28日から始まることになった。 西洋文学の最高傑作の1つを生んだセルバンテスは、記録によると貧困の中、1616年4月22日に死亡し、その翌日に赤レンガでできた三位一体女子修道院(Convento de las Trinitarias Descalzas)の教会に埋葬されたとされる。しかし、正確な埋葬場所は分かっていない。 法人類学者のフランシスコ・エチェベリア(Francisco Etxeber
ニューヨーク(CNNMoney) 米国のアルコール・たばこ・銃器取締局(ATF)は27日までに、米国内で銃の「消音装置」の販売数が2013年に前年比で37%激増したと報告した。販売個数は約50万個にまで伸びた。 12年には36万個、11年には28万5000個だった。銃器販売業界のアナリストによると、消音装置「サイレンサー」の売れ行き好調に伴い、ATFが処理する登録認可の手続きでは9カ月待ちの例もある。 販売激増の背景については、銃購入のピーク時が過ぎ、付属品への関心が新たに高まっていると分析。猟で獲物に気付かれることなく複数回撃つがことが出来る機能への評価も一因としている。 米東部コネティカット州ニュータウンの小学校で2012年12月に起きた銃乱射事件後、米国内では攻撃ライフル銃の駆け込み購入が増えた。事件を受け、銃販売の規制が強化されるとの思惑が作用していた。 同アナリストによると、消音
今が旬のタケノコを動物たちにも味わってもうらおうという催しが、福岡市動物園で行われました。 福岡市中央区の福岡市動物園では27日朝、開園前に職員が園内の竹林で急斜面に生えているタケノコを収穫して回りました。 そして午前9時に開園すると、まずレッサーパンダ2頭に収穫したばかりのタケノコが与えられ、2頭は早速かぶりついていました。また、サル山にもタケノコが投げ入れられ、中には器用に皮をむいて中身だけを食べるサルもいました。 動物園では、今月初めごろから週に2、3回、タケノコをレッサーパンダやサル、マレーグマなどに与えていますが、動物たちはその日の朝に収穫したタケノコしか口にしないということです。 家族連れなどはタケノコを食べる動物たちをじっくりと観察していました。 福岡市動物園の広報担当の濱田洋輔さんは「動物たちにも旬の物を食べてもらいたいと思い、タケノコをあげている。お客さんには動物がどのよ
バチカンでは、生前、敬けんな信仰を貫いた人をカトリック教会の最高の位である「聖人」とする式典が行われ、東ヨーロッパの民主化を後押しした法王としても知られるヨハネ・パウロ2世が、死去から9年という異例の早さで聖人に列せられました。 バチカンのサンピエトロ広場では、27日、大勢のカトリック信者が集まるなか、ローマ法王のフランシスコ法王と前法王のベネディクト16世が参加し、生前、敬けんな信仰を貫いた人をカトリック教会で最高の位である「聖人」とする式典が行われました。 この中でフランシスコ法王は、「ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世を『聖人』とすることを宣言する」と述べ、2人の元法王を同時に「聖人」と認めました。 「聖人」となるには、通常、死後、2つの奇跡を起こしたことが認定される必要があり、このうち、ヨハネ・パウロ2世は、フランスの修道女と中米コスタリカの女性を重い病から回復させたことが奇跡と認め
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