10月11日、チョコレート消費量が多い国ほど、ノーベル賞受賞者を輩出する確率が高いという研究結果が発表された。ブリュッセルで昨年9月撮影(2012年 ロイター/Yves Herman) [11日 ロイター] チョコレート消費量が多い国ほど、ノーベル賞受賞者を輩出する確率が高い――。こんな研究結果が医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表された。 チョコレート消費量とノーベル賞受賞者を輩出する確率に相関関係を見いだしたのは、米ニューヨークの病院に勤務するフランツ・メッサーリ医師。同医師はこの相関関係を、ココアやワインに含まれる抗酸化物質フラボノイドが、認知力テストで高得点を獲得することに関係するという研究から思い付き、23カ国のチョコレート摂取量とノーベル賞受賞者数の人口比を調べたという。 その調査結果によると、最も相関関係が見られたのはスイスで、スウェーデン、デンマ