■JAMA■ 患者のキーパーソン Patients with next-of-kin relationship outside the nuclear family*1 米国では多くの州で本人の意思決定能力が無い時の決定権が規定されているんだそうです。基本的に、デフォルトは①配偶者>②成人した子供>③両親>④兄弟。 ただし、近年は独身者が増えており、誰をキーパーソンとするかがどんどん悩ましいことになっているんだそうです。どうでも良いですが、キーパーソンって米国では”next-of-kin”って言うんですね。なかなか格好いいな。実際に誰が、「next-of-kin」に設定されているか、退役軍人病院のケアを受けている患者データを用いて調査しています。 データはかなり膨大で134241人のうち109803人のデータを解析しました。平均年齢は68歳、男性が93.3%、87.0%が白人、53.9%が
昨日は産婦人科の先生方に感染症の基本についてお話。医学知識が爆発的に増大している現在、全ての専門領域についてまっとうな知識を持つのは不可能であり、大事なのは知識そのものではなく「考えかた」と「情報収集、吟味の方法」ですよ、という「いつもの」お話。学会のランチョンセミナーで「なんとかマイシンを中心に」みたいなレクチャーで勉強してはダメですよ、なんとかマイシンを使えるためには、なんとかマイシンの知識だけではなく、他の抗菌薬との相対比較が出来なきゃダメですから。とかなんとかいう話をした。 ま、それはともかく、内科学会と感染症学会が続いたのでわりと忙しい日々であった。ここでは医局と学会の訳の分からないネタについて論ずる。 ぼくはもともと医局育ちではない。ので、医局の「常識」が理解できない。タコツボ内の常識は外から見ると非常識だからだ。 で、謎その1。学会になると医局員全員学会参加するところが多いけ
集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。 しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか? Kerlin MP, Harhay MO, Kahn JM, Halpern SD. Nighttime intensivist staffing, mortality, and limits on life support: a retrospective cohort study. Chest. 2015 Apr 1;147(4):951-8. PMID: 25321489. アメリカのIMPACTのデータベースを使い、143のICUの約27万例のデータを解析。夜に集中治療専門医がいる、集中治療以外の専門医がいる、研修医やフェローがいる、医者がいない、と4つに分けて、病院死亡率に与える影響について解析。その結果、夜に集中治療専門医がいる場合に比べ、医者がいない場合で死亡率が有意に低
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