bookに関するdragon-bossのブックマーク (147)

  • 本が読めない32歳が初めて芥川龍之介を読む日 | オモコロ

    この記事は、が読めないWEBライターが初めて芥川龍之介のを読むだけの記事です。 <この記事に出てくる人> WEBライターなのにが読めない。文字そのものが苦手なので自分が書いた記事を読み返すこともしない。 友達。みくのしんがを読む手伝いをする。 今日、みくのしんが読むのは芥川龍之介の『トロッコ』 中学生の教科書に採用されているので、読んだことがある人も多いかもしれませんね。 みくのしんに見せたところ、「タイトルは聞き覚えがある!」「トロッコっていいよね!」「ドンキーコングのトロッコステージ好きだった!」と言っていたので、きっと最後まで読んでくれることでしょう。 ▼編集部注 予め申し上げておきますが、この記事はとても長いです。 普通に「トロッコ」を読むより長いです。何卒ご了承ください。 みくのしんは「芥川龍之介」って知ってる? 一回だけ観たことある。「ALWAYS 三丁目の夕日」に出て

    本が読めない32歳が初めて芥川龍之介を読む日 | オモコロ
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    dragon-boss 2023/04/25
    いい!
  • 「詩」というもの/谷川俊太郎|「新潮」編集部

    僕が小学校に行ってた頃ね、日戦争してたでしょ、戦地の兵隊さんに手紙を書きましょうなんて宿題が出るわけ、僕は何書いていいかわからないんだ、母にそう言うと、自分のことを書けばいいのよと言われる、そこでまた困っちゃうんだ、自分のことって何書けばいいのって言うと、遊んだことでも、勉強したことでもなんでもいいのよと母は言う、そうすると頭に浮かぶのは、朝起きて顔を洗って朝ごはんをべてみたいなこと、子供心にも全然面白くない、いやいや鉛筆でひらがなと漢字を書いていた。 今考えるとこれは一種のトラウマになったんじゃないかな。文章を書くのはとにかく苦手、それより前に字を書くのが既に苦痛だった。思うように字が書けない、しょっちゅう母親に直されていた、大人になってからも字が上手く書けない。それが字を書いて言葉を操ることで暮らしを立てるようになったんだからわからない。「詩」というものが存在してなかったら、僕は

    「詩」というもの/谷川俊太郎|「新潮」編集部
    dragon-boss
    dragon-boss 2022/02/16
    《僕に小説が書けないのは、自分に生きることを物語として捉える興味がないから、ひいては自分自身を含めて人間そのものに執着がないからかもしれませんが、生きるいのちの一瞬には時として深い感動を覚えます》
  • https://www.chuko.co.jp/special/shinsho_award/

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    dragon-boss 2020/10/15
    《日本の戦史・軍事史研究には、アプローチの新旧を問わず、方法論上の著しい遅れ、あるいは空白がみられます。…空白を埋める。その単純素朴な目標をめざして、文筆活動を続けています》
  • ■ポルトガルの詩人ペソアをわかりやすく紹介しようとしたら一万字を超えた話|どっかの出版社営業マン

    人生は意図せずはじめられてしまった実験旅行である。 自分について悩んだことのない人は、そんなにいないと思う。 誰かに恋したときなのか、あるチャレンジをして挫折したときなのか、人と比べて自分の人生が劣っていると思ったときなのか、それとも夜一人部屋で電気を消してベッドにポツンと大の字になってウォークマンを聴いたときなのかは人それぞれだろう。 そんなときの悩みは、だいたい「私っていったいなんなんだろう」というやつで、自分の存在意義、存在の矮小さ、自分への他人からの評価の低さ、恋人もいない、声をかけてくれる友達もいない……と考え始める。 こういうときどうやってみんなは人生を過ごしてるのだろう? そもそも自分に友達なんていたっけ……? 人生をうまくやるコツ、人に嫌われないでいる方法、自分が自分に誠実でいられる方法……ああ、またぐるぐるうじうじ始まった。 そんなときにふと開いた、目に入った一節。

    ■ポルトガルの詩人ペソアをわかりやすく紹介しようとしたら一万字を超えた話|どっかの出版社営業マン
  • 『カウントダウン・シティ』は世界の終りとハードボイルドなワンダーランドを描くSFミステリだった - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■カウントダウン・シティ/ベン・H・ウィンタース 失踪した夫を捜してくれないか―元刑事のパレスは、知人女性にそう頼まれる。小惑星が地球に衝突して人類が壊滅すると予測されている日まで、あと七十七日。社会が崩壊していくなか、人ひとりを捜し出せる可能性は低い。しかし、できるだけのことをすると約束したパレスは手がかりをたどりはじめる。奇妙な店、学生たちが支配する大学、難民が流れつく海辺…捜索を始めたパレスは、混迷する終末の世界を目にする。『地上最後の刑事』に続き、世界の終わりの探偵行を描いたフィリップ・K・ディック賞受賞作! 小惑星衝突による人類滅亡が間近に迫るある日、知人女性から失踪した夫の捜索を依頼された元刑事の物語だ。世界の終りというとてつもない状況の中、失踪人捜索というある意味些末とも言える行為を遂行することのギャップがこの物語の面白さとも言える。 そんな終末的な世界で人々は何をしてるのか

    『カウントダウン・シティ』は世界の終りとハードボイルドなワンダーランドを描くSFミステリだった - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    dragon-boss
    dragon-boss 2020/04/29
    基本的に自分が書きたくて書いているだけだが、こうしてたまに届いたりするのはやっぱり嬉しい。
  • ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』を読んだ(ラテンアメリカ文学) - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■夜のみだらな鳥/ホセ・ドノソ 望まれない畸形児“ボーイ”の養育を託された名家の秘書ウンベルトは、宿痾の胃病で病み衰え、使用人たちが余生を過ごす修道院へと送られる。尼僧、老婆、そして孤児たちとともに暮しながら、ウンベルトは聾唖の“ムディート”の仮面をつけ、悪夢のような自身の伝記を語り始める…。延々と続く独白のなかで人格は崩壊し、自己と他者、現実と妄想、歴史と神話、論理と非論理の対立が混じり合う語りの奔流となる。『百年の孤独』と双璧をなすラテンアメリカ文学の最高傑作。 I. 「ラテンアメリカ十大小説」とも謳われるホセ・ドノソの『夜のみだらな鳥』を読んだ。 異様な物語である。解体された動物の、細切れになった肉や皮や骨や臓物がどろどろに混じり合った桶の中に手を突っ込み、それをぐちゃぐちゃとこねくり回しているかのような、忌まわしくおぞましい感触と得体の知れない混沌とが全編を覆う物語である。 いわゆ

    ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』を読んだ(ラテンアメリカ文学) - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    dragon-boss
    dragon-boss 2019/07/12
    近いうちに読む。《「物語であることの前提」を引き潰し解体してしまった【物語】…時間も空間も朦朧として判別の付かない世界でどろどろと異様な出来事が描かれるこの物語は、すなわち【悪夢的】ですらある》
  • 百閒は日本の古本屋に乗って - キッチンに入るな

    内田百閒が好きなのだけど、じつはそんなに読んでいない。そんなに読んでないのに好きだったという、要領を得ない話をこれから書く。 2002年から刊行の始まった、ちくま文庫の内田百閒集成でわたしははじめて百閒の書くものに触れた。『阿房列車』を読み『立腹帖』を読み、真面目な顔で理屈を通しているうちに変なことになっていく調子と、簡素で鮮やかな状況描写が気に入って、これはいくらでも読めそうだし読みたいと思ったのに、そのあと『冥途』収録の短篇小説を読んで――具体的には「冥途」と「豹」、なにより「山高帽子」、そして「白子」の冒頭を読んで――あ、これでもういっぱいだと直覚した。この人の書くものをこれ以上読まなくても、もうこれで自分にとってこの人の文章が与えてくれるものは限度まで受け取った、と思った。「白子」の冒頭を引用する。 《私は誰とも議論をしたのではないのに、独[ひとり]で腹を立てていた。神がいると云う

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    dragon-boss 2019/06/05
    《いまの自分が『ノラや』を平静な心で読めるとは到底思えない。これから百閒を読んでいくのは期待半分、おそろしさ半分なのだが、これについてばっかりは気の重さが100パーセントなのだった》
  • 保坂和志《世界の奏でる選書フェア》リスト - m-sakane’s diary

    《パワーアップバージョン》(11月11日改訂) ※『小説、世界の奏でる音楽』(新潮社)の著者である保坂和志先生に選書して頂きました。 ※ 会期延長に伴い、保坂先生に「芸術書・思想書」を追加して頂きました。(赤文字) (注) ◎ 特にオススメ ※ 僅少 × 版切れ、当店では入手不可 場所: ジュンク堂書店新宿店7階東側フェア棚 会期:2008年9月29日(月)〜11月30日(日) 1.自 著  保坂和志(1956- ) 《小説論三部作》 「小説、世界の奏でる音楽」新潮社(2008) 「小説の自由」新潮社(2005) 「小説の誕生」新潮社(2006) 《小説》 「プレーンソング」中公文庫(1990) 「草の上の朝」中公文庫(1993) 「に時間の流れる」中公文庫(1994) ×「この人の閾」新潮文庫《絶版》(1995) 「季節の記憶」中公文庫(1996) 「残響」中公文庫(1997) 「

    保坂和志《世界の奏でる選書フェア》リスト - m-sakane’s diary
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    dragon-boss 2019/05/09
    メモ
  • 【お蔵出し】オレの45冊・SF小説篇 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    今回のエントリ『オレの45冊・SF小説篇』は2012年1月16日にはてなダイアリーの「下書き」に放り込んだまま7年間塩漬けにしていた記事である。 きっと当時「私の45冊」なんていうエントリが流行っていて、それに便乗しようとしたものなのだろう。タイトル通りオレのお気に入りのSF小説45作を紹介したものだが、結局更新されなかったのは、45作それぞれの紹介文を書こうとしたものの、面倒臭くなって放置したからだと考えられる。 なにしろ7年前に書いたものなので、当然それ以降の印象深い作品は入ってないし、今見ると「なぜこれが入ってるの?」なんて作品、「あー確かにこんなの読んでたなあ」などと久しぶりに思い出した作品もあったりするのだが、とりあえず何も弄らないことにした。 そういった「割とどうでもよくなってしまった記事」ではあるが、折角苦労して並べたこともあり、SF好きな方の何かの参考になればと思い、今回お

    【お蔵出し】オレの45冊・SF小説篇 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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    dragon-boss 2019/04/26
    SF好きではなく、SFがちょい苦手になりつつあるので、参考にして何か読もう。/id:globalhead 様 有り難うございます、買ってみました。
  • 書店員を辞めました(退職エントリを書くつもりだった) - 無印都市の子ども

    書店員を辞めました 退職エントリを書くことに小さな憧れがあったので、退職が決まったときから「どんなこと書こうかなぁ」とぼんやりと考えていたのだけど、でもよく考えてみるとネット上から職場に対して言いたいことなんて何ひとつなかった。 しかし、書店員を辞めた現時点で、や書店について自分が考えていることを書き残していきたい気もするので、今回は「ぼくがかんがえたといんたーねっと」について書こうと思う。 記事内容を要約すると、<インターネットがもっとコンテンツと出会う場に、そして創作活動をもっとドライブさせる場になってほしい>という話になります。 言いたいことがありすぎて少し散らかった印象になってしまいましたが、自分にしては珍しく熱っぽく書いた記事なので、時間のあるときに読んでくれると嬉しいです。 ちなみに、記事のタイトルを「潮見、書店員辞めるってよ」にしなかったのは、同世代の羨望と嫉妬を一手に引

    書店員を辞めました(退職エントリを書くつもりだった) - 無印都市の子ども
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    dragon-boss 2018/11/30
    《すべて「届いていない」という話をしている。つまり、問題はコンテンツにあるのではなく、流通の問題あるいはプラットホームの問題だよなと思う》
  • BRUTUS.jp │ ブルータスのウェブ

    1 高円寺の新名所?元ビームスバイヤーが、民藝とアートと古着の店〈MOGI Folk Art〉をオープン

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  • HummingBird Bookshelf

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  • プロレスという世界で「ノン・フィクション」は可能か(柳澤健×田崎健太×細田マサシ) @gendai_biz

    2017年3月2日、木曜日。『タイガーマスク』の版元である護国寺の講談社にて、『1984年のUWF』の著者・柳澤健氏と、『真説・長州力』の著者・田崎健太氏によるトークライブが行われた。司会兼リングアナを務めたのは、現在「メルマ旬報」で「格闘技を創った男~プロモーター野口修評伝」を連載中の細田昌志氏。 チケットはわずか1週間で完売、「プロレスの世界を書くことの難しさ」「取材手法の違い」「なぜ柳澤氏は前田日明に取材をしなかったのか」まで、3時間にわたって徹底的に話し合われたこのトークバウトを、ここに公開! ごちゃごちゃ言わんと、誰が一番面白いモノを書くのか、決めたらええんや! 対極的なスタイル 細田 ただいまより、「プロ格ノンフィクション最強王決定戦」90分一勝負を行います! 『偶然完全 勝新太郎』『球童 伊良部秀樹伝』『真説・長州力』。精力的な取材と情熱溢れる筆致で業界に一石を投じる、「余

    プロレスという世界で「ノン・フィクション」は可能か(柳澤健×田崎健太×細田マサシ) @gendai_biz
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    dragon-boss 2017/04/18
    《田崎さんは「人物」に興味があり、僕は「現象」に興味がある》
  • ニコニコ動画(Re:仮)

    ニコニコ動画(Re:仮)
  • 田中宗一郎が断言「音楽は歴史だ」 音楽と政治の関係への見解も | CINRA

    インタビュー・テキスト by 黒田隆憲 撮影:小田部伶 編集:山元翔一 取材協力:ABOUT LIFE COFFEE BREWERS テキサス州オースティン出身のインディーロックバンド、SPOONのニューアルバム『Hot Thoughts』がリリースされた。前作『They Want My Soul』同様、NUMBER GIRLやTHE FLAMING LIPSなど数多くのバンドを手がけるデイヴ・フリッドマンを共同プロデューサーに迎えた作は、THE BEATLES(特にジョン・レノン)やプリンス、デヴィッド・ボウイなどを彷彿させるメロディーと、1980年代UKポストパンクや90年代USオルタナティブを通過した、ソリッドかつスリリングなバンドアンサンブル、そしてなによりブリット・ダニエルのカリスマ性あふれる歌声が魅力。様々な音楽的要素がタペストリーのように織り込まれたサウンドプロダクションは

    田中宗一郎が断言「音楽は歴史だ」 音楽と政治の関係への見解も | CINRA
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    dragon-boss 2017/04/10
    《雑誌では簡単にできて、ウェブではどうにもならないことがあります。それは、「『面とヒエラルキー』を用いて『文脈と体系』を伝える」ということ》
  • 大好きな絵本『カレーライスはこわいぞ』と巡る鎌倉カレー

    1980年生まれ埼玉育ち。東京の「やじろべえ」という会社で編集者、ライターをしています。ニューヨーク出身という冗談みたいな経歴の持ち主ですが、英語は全く話せません。 前の記事:絶交した友人と5年ぶりに和解した > 個人サイト Twitter (@noriyukienami) 『カレーライスはこわいぞ』(角野栄子:さく/佐々木洋子:え) 初版は1979年11月、僕が生まれるちょうど1年前だ。以来、現在に至るまで増刷を重ね、2016年6月時点で96刷を数える超ロングセラーである。 主人公はおばけの男の子「アッチ」。自分のことを怖がらず、いたずらばかり仕掛けてくるネズミの「チ」と「キ」に報復するため、辛いカレーライスをべて「怖い顔」になろうと試みる……という、なんとも微笑ましいおはなし。「怖くなりたい」という志はおばけとして正しいが、そのために「辛いカレーべる」というアプローチはなんとも斬

    大好きな絵本『カレーライスはこわいぞ』と巡る鎌倉カレー
  • 2017年のUWF - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~

    柳澤健のプロレス史探訪シリーズ(オレが勝手にそう呼んでるだけ)最新作『1984年のUWF』を読みました。 1984年のUWF 作者: 柳澤健出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/01/27メディア: 単行この商品を含むブログ (19件) を見る1984年のUWF (文春e-book) 作者: 柳澤 健出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/02/03メディア: Kindle版この商品を含むブログ (8件) を見る(電子版もあります) 男子プロレスを扱った過去作の『1976年のアントニオ猪木』『1964年のジャイアント馬場』には、いずれも神話解体という作用がありました。『猪木』では、主としてモハメド・アリ戦における「アリ側から理不尽な要求を受けたが果敢に戦った猪木」という神話の解体。『馬場』では、「ショーマンスタイルで実力では猪木に劣る」という猪木が作った神話と、「篤実で

    2017年のUWF - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~
    dragon-boss
    dragon-boss 2017/02/07
    過去から現在を繋ぐ、いい書評。《鈴木みのるvsオカダ・カズチカの試合は、ある意味『1984年のUWF』に対するアンサーファイトのようにも見えました》
  • 『1984年のUWF』を読んで:ロマン優光連載76

    実話BUNKAタブー2023年3月号 12/16発売 通常毎月16日コンビニ・書店で発売 特別定価670円(税込) ▼TABOO OPINION中国アメリカを凌駕し覇権国家になる未来は杞憂▼ベストマザー賞受賞の元トップアイドル篠田麻里子 不倫を追及される修羅場の内情と夫の素顔▼核武装ならともかくアメリカの言いなりで国民1人あたり年間4万円の負担防衛費増額はムダ▼動物好きなはずの次期天皇 秋篠宮さまにカピバラ猟奇いBBQ疑惑▼3年かけて加藤の乱を完全鎮圧した吉興業の恐ろしさ▼『やや日刊カルト新聞』藤倉善郎氏に聞く統一教会擁護で炎上する太田光の及ぼす悪影響とは▼財務省の安倍派への逆襲「岸田の間に増税してしまえ」 ほか ●連載中『ロマン優光の好かれない力』は「樋口毅宏の発売中止を読んでみた」 実話BUNKA超タブー2023年1月号 コンビニ・書店で12/2より発売中 偶数月2日発売(次号

    『1984年のUWF』を読んで:ロマン優光連載76
    dragon-boss
    dragon-boss 2017/02/03
    《幻想だったのかも知れないが、それを真実だと信じた子供たちの中に本物の総合格闘家になったり、そこにあった反骨心を日常の中で忘れ去らずに心に留めておこうとする人がいるのは本当のことなのだ》
  • 柳澤健「1984年のUWF」と、オレの「U」 - 挑戦者ストロング

    「1976年のアントニオ猪木」ほか、クッソ面白い数々の著作で知られる柳澤健さんの新作「1984年のUWF」を読んだ。 1984年のUWF 作者:健, 柳澤文藝春秋Amazon 自分は雑誌「Number」での連載は断片的に数えるほどしか読めておらず、今回の単行でまとめて読んだ。寺田克也画伯の装画がメッチャカッコいい。だがズバリ言って、「ああ、いいを読んだなあ」という満足感は皆無だ。これはそんなに単純な、簡単な話ではないのである。読み終えた時の自分の表情は険しかったと思う。様々な感情が去来してウーン、ウーンと唸りをあげるばかりだった。要するに動揺し、狼狽したのだ。 2年ほど前、柳澤さんの次回作のネタがUWFであると聞いた時、オレはギクリとしたのだ。実は早くもイヤなイヤあな予感があったのだ。UWFという現象、思想、共同体、運動体、道場、興行、報道、文学、あれやこれやそれらには様々な「史観」が

    柳澤健「1984年のUWF」と、オレの「U」 - 挑戦者ストロング
    dragon-boss
    dragon-boss 2017/01/29
    『1984年のUWF』感想。《前田日明は人生の一時期、オレの英雄だった。そして今もどこかしら現在進行形の存在なのだ。もうねえ、いっそ早いとこ死んでほしいですよ。そうすりゃいくらか、心が休まります》
  • ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ / 野田 努 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ――何故皆は俺の音楽にコネクトするのだろう。それは世界が皆に苦い思いをさせてるからだ。/デリック・メイ ――希望は過去にあるのではなく、未来にある。/ジェフ・ミルズ テクノとは時計仕掛けのソウル・ミュージックである。 社会のシステムの合理化・近代化のなかで選別され、こぼれ落ちる魂はいつも必ず存在する。人が社会において“人材”であるためには余計な枝葉など切り落とされていたほうが効率的だからだ。その人間をその人間たらしめているのはその枝葉であるはずなのに。 音楽は、少なくともかつてのロックミュージックは、これらこぼれ落ちたオルタナティブな精神と情動を掬い上げるための装置だった。しかしもはやロックはマス・マーケットの中でより洗練されクレバーに飼いならされてしまっているように思える。ジャズがその最盛期に先端的な音楽であったにも拘らず、ジャンルとして消費され保守的な芸能になっていった経緯と似ている。

    ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ / 野田 努 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    dragon-boss
    dragon-boss 2017/01/12
    《テクノとは時計仕掛けのソウル・ミュージック》。本も興味深いが、それ以上にこの文章がすばらしい。