4月30日のエントリのつづき。じつは、前のを書き終わった時点でメタデータの入力は終わっていた、というよりそう思っていた。しかし定め無きこの世で、確かなことなど一つもない。大きな問題発覚。 それは、今回の我々が発行しようという電子書籍が逐次刊行物、要するに雑誌の創刊第1号だということ。 書籍とは一度限りの物だ。重版はするかもしれないが、これは基本的に同じ内容を印刷するもの。続編がある場合は続とか第2巻等がつくだけでなく、書名が変わる場合もある。ただし著者が変わることは、まずない。 一方で逐次刊行物は誌名は変わらないのが基本。毎号内容が違うものを、定期・不定期の違いはあれど、終わりを定めず継続して刊行する。さらに第○号など順序を示す表示がなされる。もちろん著者(というより執筆者)だって同じと限らない。このように書籍とは根本から形態が違うので、書誌の記述だって変わるだろうとは素人でも察しがつく。