IT技術を中心に、暮らしに役立つ情報からクラシック音楽の解説まで気軽に情報発信しています。 WEBサイトはhttp://toremoro21.world.coocan.jp/ Twitterは@toremoro21です。 今回はDHTのNodeIDの偽装対策について検討しよう。 □Chordの実装 ChordはNodeIDとして、IPアドレスのハッシュ値を取っている。 IPアドレスは(グローバルなら)一意だし、また通信ノードのIPアドレスが分かれば、NodeIDとIPアドレスからノードの正当性が簡単に確認できる。 しかしこの方法は次のような課題点がある [課題点]プライベートアドレスのノードが存在すると、NodeIDが衝突する恐れがある [課題点1-1]NAT-FW、プロキシがある場合、仮にグローバルアドレスをノードが 取得しても NodeIDが衝突してしまう。 [課題点1-1-1]グロー