タグ

ブックマーク / youkoseki.tumblr.com (10)

  • 小関悠のサバイバルキットをお届けします

    (前段略)サバイバルキット、いいと思います。4000円相当のセレクトアイテムが5000円で届く。儲かるのかしらと不安になるくらいです。 そこで私も時流に乗り、手製のサバイバルキットを皆様にお届けすることにしました。ただ、会員登録やら梱包やら考えるのが面倒なので、今月号の中身をここに公開いたします。皆様ご自由にご注文ください。名声も人脈もありませんので、予算は控え目に1500円としております。どうぞご利用ください。 1.文学「城」カフカ サバイバルな文学と言えば個人的にはカフカです。「城」は測量士の主人公が城で仕事を頼まれてるのに、色々トラブルがあって城に入れない(ネタバレ)という、なんとも愉快なドタバタコメディー。目的地が見えているのに辿りつけない。物事を進めたいのに進まない。実に現代的なテーマです。 私は大学生のころ、インテリぶるために古典文学をいろいろと手に取りましたが、笑いながら最後

    小関悠のサバイバルキットをお届けします
    drawnboy
    drawnboy 2013/01/29
  • 人生という名のインターネットはむずかしい

    インターネットむずかしい。最近ほんとうにそう思ってます。インターネットはどんどんむずかしくなっている。 私は技術に関しては楽観主義者で、インターネットがより良い未来をもたらしてくれると思っていたし、今もそう思ってネット関連企業で働いている。でも実際、インターネットがどんどん大きな存在になって、カリカリした技術的なところと、ウェットな社会的なところと、なんとも形容しがたい政治的なところがグツグツと煮込まれていく様を見ると、インターネットむずかしいと思う。 ウェブ2.0というトレンドが生まれて、個人が情報を発信して、個人が能動的に情報を取捨選択するようになった。これはもうみんなナチュラルに受け止めているが、当にすごいことだ。たとえその結果が誰も望まぬ炎上や、心ないデマの氾濫だったとしても。個人が個人として声をあげられる。すごい。 ただそうやって、色々な人の生活や行動様式が見えるようになって、

    人生という名のインターネットはむずかしい
    drawnboy
    drawnboy 2012/09/02
  • マシなインターネットを作る:malaさんインタビュー

    こんにちは。今回はmalaさんのインタビューをお届けします。 malaさんはNHN Japanのエンジニアとして多くのウェブサービスの設計に関わるだけでなく、セキュリティやプライバシの観点から見たアーキテクチャについて、ブログでさまざまな情報や問題提起を発信されています。 特に昨年末に公開されたブログ記事「はてな使ったら負けかなと思っている2011」は、インターネットはどこへ行くかという私のもやっとした問題意識にピッタリとハマる素晴らしい文章でした。あの記事を読んで、これはぜひ一度お会いして、インターネットの現状やエンジニアの役割について、お話を聞いてみたい、と思ったのが今回の企画の発端です。未読の方は、まずそちらからどうぞ。 なお、インタビューは三月末に行われました。無職期間中に公開する予定で、ずいぶん時間がかかってしまいました。文中、私の所属する企業の話も出てきますが、例によってここは

    マシなインターネットを作る:malaさんインタビュー
    drawnboy
    drawnboy 2012/05/08
  • Facebookに転職しました

    音楽性の違いから昨年より転職活動をはじめたところ、Facebookに採用されましたので、3月いっぱいで三菱総合研究所を退職しました。在職中は多くの方々にたいへんお世話になりました。まだあまり実感が湧きませんが、今週から社のMenlo Parkで研修がはじまっており、私も正式な社員となったはずです。 Facebookは噂に聞いていたとおり、ゴハンもレッドブルもタダだとか、会議室の名前が変だとか、支給されたのがMacBook Airだったとか(人によって異なるようです)、色々と面白いのですが、そうした細々としたことより何より、いい環境でいい仕事をして世の中を良くしようぜ! というまっすぐな姿勢に元来皮肉屋の私は一番驚きました。 なにぶん大勢の人が利用するサービスですので、不安や誤解を招きがちではありますが、機会があれば、研究員という出自をうまく生かして、中立的な視点を保ちつつFacebook

    Facebookに転職しました
    drawnboy
    drawnboy 2012/04/22
  • 10年後に向けたゲーミフィケーション:井上明人さんインタビュー

    ネオニートphaさんに続く、インタビュー第二弾を公開します。今回は友人ゲーム研究者の井上明人さんに、ゲーミフィケーションについてお話を伺いました。 ゲーミフィケーションは、レベルアップ、アイテム収集、仮想通貨など、ゲームの仕組みをゲーム以外の分野にも応用するという概念で、昨年大きな話題となりました。私自身ゲーマーなので、ゲームの面白さを他にも活用するというアイデアはとても魅力的に感じます。 しかし、実際にゲーミフィケーションが私たちの生活にどのような変化をもたらすか、具体的なところはあまり耳にすることがなく、概念先行のぼやっとした流行という印象も否めません。 お話を伺った井上さんは国際大学GLOCOM研究員としてゲームの研究を行っており、多くの評論やテレビなどでもご活躍のほか、節電ゲーム「#denkimeter」のデザイナーでもあります。 そして何より、井上さんはまもなくNHK出版から「

    10年後に向けたゲーミフィケーション:井上明人さんインタビュー
    drawnboy
    drawnboy 2012/01/16
  • ネオニートのつくりかた:phaさんインタビュー

    あけましておめでとうございます。 ブログでは、これまで主にインターネット界隈のトレンドに対する論考を掲載してきました。今年、2012年の新しい試みとして、従来の論考に加え、ときどきインタビューを掲載しようと考えています。私が面白いと思う人に声をかけて、私が聞きたいことを質問し、その内容を載せるという単純な企画です。なぜインタビューなのか、という点については機会があれば説明したいと思います。 インタビュー第一弾は、ネオニートphaさんにお願いしました。phaさんはニートとしてテレビや雑誌に取り上げられる傍ら、ギークハウスと呼ばれるルームシェア企画を立ち上げたり、ブログや雑誌などに独特の社会観のある文章を書いたりしています。 ちなみに私にとってphaさんは京大時代の先輩で、かつて熊野寮という大学寮で一緒に麻雀をやった仲です(追記:あ、私は寮に入り浸っていただけで、寮生ではありません)。イン

    ネオニートのつくりかた:phaさんインタビュー
    drawnboy
    drawnboy 2012/01/03
  • 夢見るゲーム専用機:PlayStation Vitaレビュー

    12月17日、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStation Vitaが世界に先駆け日で発売された。私も無事に3G/WiFiモデルを入手したので、今回はこの携帯ゲーム機を題材に、ゲーム業界とソニーについて考えてみたい。(ネタバレ:ソフトは買ってません) 任天堂譲りの付加機能 Vitaは、ソニー初の携帯ゲーム機であったPlayStation Portable(PSP)の後継機にあたる。初代PSPは2004年12月に発売されており、進化の激しいデジタル業界において、7年ものあいだ最前線に立ち続けた、息の長い製品だった。 いま振り返れば、PSPはごくごく普通の携帯ゲーム機であった。つまり専用ディスクを使い、体に備えつけられたコントローラーで、ゲームを遊ぶ。任天堂ゲームボーイの直系と言ってもいい。 その任天堂が、初代PSPとほぼ同時期に発売したニンテンドーDS(DS)と比較する

    夢見るゲーム専用機:PlayStation Vitaレビュー
    drawnboy
    drawnboy 2011/12/20
  • Siriの誕生をめぐる話、あるいは米国民の税金が音声エージェントに化けた件

    概要:iPhone 4Sの音声エージェントSiriは、イノベーションがどうやって生まれるかを考える格好の事例である。この記事ではSiriの出自を遡りながら、基礎研究の重要性を考える。 アップルの新作iPhone 4Sは、名前どおりiPhone 4からそれほど変化がない。デザインはほぼ同じだし、プロセッサやカメラは高性能になったが、もともと貧弱だったわけでもない。だからiPhone 4Sの話題が、新機能の音声エージェントSiriに集まるのは、ある意味で当然と言える。 アップルが音声で操作できる「電子秘書」(エージェント)をiPhoneに組み込むらしい、という予測は以前からあった。理由は簡単で、アップルが2008年8月にエージェント開発企業を買収していたからだ。その企業は名前をSiriといい、SiriというiPhoneアプリを2010年2月から提供していた。当時の動画を見れば、現在のSiriの

    Siriの誕生をめぐる話、あるいは米国民の税金が音声エージェントに化けた件
    drawnboy
    drawnboy 2011/11/09
    starred items / from 辺境社会研究室 http://youkoseki.tumblr.com/
  • Wikileaks、最後の嫌がらせ

    毎日のように記事を書くつもりだったのですが、公私飲み会となんだか猛烈に忙しく、ぜんぜん情報発信ができていません。というわけで合間を埋めるコネタを。 Wikileaksが活動停止を発表しました。細かな話は省きますが、昨年末の米国外交公電の流出事件から、VisaとかPayPalとかWIkileaksの寄付を受けつけていたはずの企業が口座を凍結してしまい、Wikileaksの活動資金が途絶えてしまったのが原因です。 という状況を踏まえたうえで、記者会見の様子を伝える映像がこれ。笑えます。 そういえば、すこし前はこんな広報動画も作ってました。 Wikileaksの哲学や活動内容にはいろいろな意見があると思いますが、あれだけのシビアな状況で、このようなユーモアを持ち出す気概は賞賛したいものです。 もうひとつおまけ。ラップで時事ニュースを伝えるThe Juice MediaがWikileaksを取り上

    Wikileaks、最後の嫌がらせ
    drawnboy
    drawnboy 2011/10/26
    starred items / from 辺境社会研究室 http://youkoseki.tumblr.com/
  • TechCrunchでなにが起きているか

    この記事の位置付け: TechCrunch JAPANにとつぜん「TechCrunchが根的に(悪い方向へ)変わるかもしれない」という記事が掲載されて、いったいなにが起きているのかさっぱり分からない人のための(暫定)まとめ。(この記事は2011年9月7日の朝に書かれた。そのあと末尾に追記を加えている) 前提: TechCrunchは米国を代表するIT&ベンチャーブログ。創業者&編集長はMichael Arrington。2010年9月、AOLに買収されたが、Michael Arrington体制は変わっていない。AOLは他にもEngadgetやHuffington Postなどのコンテンツメディアを買収・所有しており、コンテンツメディア部門の長はHuffington Postの創業者、Arianna Huffingtonである。ちなみにAOLがHuffington Postを買収したのは

    TechCrunchでなにが起きているか
    drawnboy
    drawnboy 2011/09/07
  • 1