タイトルが違いますが、前記事の続きのようなものです。 前記事で次に書きますと予告した部分について、まずはちゃんと述べる必要がありますね。 内なる優生思想について ・NIPTが優生思想を助長するのではないかという危惧、障害者とともに生きる社会の実現とNIPTの普及とは相反するものという考え(何人かの演者に通底している印象でした) ・内なる優生思想 今回のシンポジウムでも、冒頭からまずは優生学に基づいた検査や処置の歴史や、優生保護法とその問題点が、現在も重い影を落としていることが語られ、出生前検査・診断について議論される際には、かならず優生思想の危険性と結び付けられます。しかし、少なくとも現在の日本では、国家として優生政策を実践しようという流れが生じることなどありえない状況であることも確かだと信じています。出生前検査についても、国策として義務化する話にはなりえないです。 しかし、そうではあって