関連トピックスオリンピック ロンドン五輪柔道男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)の準々決勝で、旗判定がくつがえる前代未聞の出来事があった。 試合は延長戦を終えて決着がつかず、旗判定に。主審と副審の計3人は全員、相手のチョ準好(チョ・ジュンホ、チョは専の寸が日、韓国)の優勢を示す青旗を挙げた。ところが、試合判定について助言する3人の審判委員(ジュリー)からの指摘で判定はやり直しに。今度は全員が海老沼を優位とする白旗を挙げ、結果がくつがえった。 全日本柔道連盟の吉村和郎・強化委員長は「この五輪を通じて、ジュリーが試合全体を止めすぎだ。こんなことは今まで見たことがない。ただ、(海老沼が優勢だったので)向こうに旗が挙がること自体がそもそもおかしい」と語った。 関連記事柔道女子52キロ級の中村、初戦で敗退(7/29)平岡、4年前と向き合い銀 「五輪の借りは五輪で」(7/29)これが五輪…福見