人が誰かに好意を抱いたり、嫌ったりしてるのは、驚くより簡単に伝わっている。 だからわたしがこの子を疎ましく思ってることも、あの子に飽きたことも、あなたのことが好きなこともきっと伝わってるのだろう。 それは悪いことではないし、隠すつもりもない。 なぁんてね。 --- トランプ大統領になった後からずっと、まるで夢の中のような、シュールリアリズムの絵画の中の無人の街を彷徨っているような奇妙な感覚に陥っていた。 いや、そんなはずないよね?そんなはずないはずなのに、なんでそうなんだ?って……。 この感覚は……そうだ。昔、学生時代に、好きだったあの子が自ら命を絶った時の…あの感じに似てた。 そんなはずないよね? なんでそんなこと言うの?そんなことあるはずないのにって。 なんだっけ? 死の受容における5段階だっけ? 否認、怒り、取引、抑うつ…とかっての。 その、まさに、否認の段階にいた。 そして、英語で