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2016年7月6日のブックマーク (1件)

  • 所属意識 | 社会心理学

    所属意識 私たちは、会社や学校、国や地域などの集団を、まるで人格が備わっている個人のように考えることがある。特に社会的実体として認識される状況において顕著である。これは、集団を単なる個人の集まりではない「何か」として捉えていることにほかならない。 「集団間態度」のページでは、内集団に対してと外集団に対してでは認識の仕方が異なっていることを述べたが、これは集団に所属しているという認識から生まれていることがわかる。「自己概念」のページでも記載した通り、自分自身に関する情報は体制化されて自己スキーマとして働くが、この自己スキーマには集団に所属しているという意識も含まれる。また、状況によって作動自己概念が異なることからもわかるように、自分がどの集団に所属しているのかと、その所属しているという意識の強さも状況によって異なる。 このページでは、集団への所属意識が個人の心理過程にどのような影響を及ぼすの