Excelシート上の参考表から必要なデータを検索し、指定した箇所に表示させることのできるVlookup関数。大変便利な関数ですが、いくつかの弱点があります。そのうちの一つが、参照表内に同じ検索値が複数ある場合に、最初に一致した検索値を引用してしまうというもの。シリーズ4回目となる今回は、Vlookup関数とCOUNTIF関数を組み合わせることで、同一の検索値が複数ある場合に任意のデータを抽出する方法をご紹介します。 Vlookup関数は、検索値が複数の場合に機能しない!?COUNTIF関数で対応しよう! 例えば、以下の表で、左の参考表に従って右の表の「担当者名」を埋めていきたい場合、 普通にVlookup関数を使っても上手くいきません。仮にF2のセルにVookupの式を入力してみます。 =VLOOKUP(D2,A:B,2,0)、すなわち「D2のセルと一致する値を、A列からB列の検索範囲内か