熊本県の“営業部長”として活躍する「くまモン」や愛媛県今治市の「バリィさん」など、ゆるキャラを使った地方自治体のPRが人気。一方で、強力なゆるキャラを持たない県がこぞって始めたのが、クスッと笑える「すべらないコピー」を前面に打ち出し、お堅い役所のイメージを覆すネット動画で県産品や観光地を売り込む新手法だ。 「このたび、香川県は『うどん県』に改名いたします」――。香川県出身の俳優、要潤が登場するネット動画が県のホームページに登場したのは、11年10月。この大胆な“改名宣言”がネット上で話題になり、特設ページへのアクセスが2日間で21万件と、県のサーバーが一時ダウンするほど集中した。 動画を制作した地元企業アクシスの山地徹氏は、「うどん県という呼び名は、もともと2ちゃんねるなどで香川県を指すネット用語。これを使ってインパクトのある映像を作ればネットで受けると、県と話し合った」という。 香川県は
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