<陸上世界選手権>◇最終日◇18日◇モスクワ・ルジニキスタジアム◇男子400メートルリレー決勝 大会の主役が、最後も輝きを放った。男子400メートルリレーはジャマイカが3連覇。アンカーのウサイン・ボルト(26)は追いすがる米国を振り切り、2大会ぶり2度目の短距離3冠を達成した。「今日も自分のやるべきことをやっただけだよ」と誇らしげに話した。バトンを受けた時点では米国とほとんど差がなかった。しかし100メートル銀メダルのガトリンをぐんぐん引き離し、最後は0秒30差をつけた。 勝利の後はいつものように、ボルトらしさが全開だった。ジャマイカ国旗を体に巻き「テレビで見て、面白そうだと思ったので」とコサックダンスを披露。記者会見では大会の印象を問われ「俺は正直だから言うよ。(10点満点で)7点。ベストの大会ではなかった。もっとスタンドに観客が入れば良かった」などと注文をつけた。 世界選手権で獲得した
第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)、女子やり投げ決勝。金メダル獲得に歓喜するクリスティーナ・オーバークフォル(Christina Obergfoll、2013年8月18日撮影)。(c)AFP/FRANCK FIFE 【8月19日 AFP】第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)は18日、女子やり投げ決勝が行われ、ドイツのクリスティーナ・オーバークフォル(Christina Obergfoll)が69メートル5で優勝を飾った。 22日に32歳の誕生日を迎えるオーバークフォルに次いで、オーストラリアのキンバリー・ミックル(Kimberley Mickle)が自己新記録の66メートル25で銀メダル、2011年の大
雷雨の中、100メートルを制してウィニングランを行ったボルト。世界陸上モスクワで新たな伝説を加えた 【Getty Images】 まるで映画のワンシーンのようだった。 ウサイン・ボルト(ジャマイカ)がフィニッシュした瞬間、スタジアム上の空に閃光が走る。漆黒の肌は雨に濡れ、輝いて見えた。 9秒77。 「やった」という表情を浮かべながら、そのまま60メートルほど駆け抜けるボルトを、大勢のカメラマンがレンズを向けながら、必死の表情で追いかける。 新たな伝説を付け加えた瞬間だった。 現地時間18日に閉幕した世界陸上モスクワ大会。10日の男子100メートル予選に登場したボルトは、余裕の走りで10秒07。スタートとトラックを確認するような感じの走りだった。翌日の準決勝では、3組に。この組で今季9秒台を出しているのは4レーンのマイク・ロジャーズ(米国)と、5レーンのボルトの2人のみ。号砲とともに飛び出し
「織田記念陸上・最終日」(29日、Eスタ=広島) 男子100メートル予選で驚異の記録が出た。 予選3組目、洛南高校3年生の桐生祥秀が中盤からの一気の加速で飛び出すと、そのまま独走。追い風0・9メートルの中、叩き出したタイムは10秒01。伊東浩司の持つ日本記録10秒00にはわずか0秒01届かなかったが、高校生としては驚異的な好記録をマークした。 正式タイムが表示されると、両手をあげてガッツポーズ。「気持ちよかったです。スタートから後半まで上手く走れた。夢のような記録。まだ気持ちの整理がついていない」と、興奮した様子で話した。
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