自分では数字だけにとらわれているつもりは無かった。 コメントにつく優しい言葉に何度勇気づけられたかわからない。 本当にうれしかった。 正直に言えば、数字が伸びずにいた作品に「こんな数字はありえない。もっと評価されるべき」 とコメントが付いたときには目頭が熱くなった。 と、同時にそのコメントをくれた人に対し「この程度の数字しか出せず申し訳ない」と思った。 ある日とある著名なPの作品がうpされた。 素晴らしい作品だった。 そのすぐ後、自分の作品を見た。 あまりにも安っぽく、陳腐で苦笑いしてしまうほどだった。 当然のごとく、著名Pの作品は人気を博していた。 俺の作品が見向きもされないのは当然だと思った。作品の質もセンスも段違いだからだ。 著名Pの作品と比べるつもりはない。 大概に置いてMAD同士を比較すること自体ナンセンスだということも心得てるつもりだ。 しかし、この程度の作品しか作れない自分の