「どんな靴もあわない」と深刻なフィッティングのトラブルを抱えている場合、パターンオーダー用のフィッティングサンプルをお試し頂いても、フィットしている部位が少なく、靴の中での足の入り方そのものに問題があることがあります。そのような場合の多くは、「モディファイドオーダー」では対応が難しく、「フルスクラッチオーダー」をご提案することになります。どのような靴を履いてもあわないことには必ず原因があります。その原因を靴と足との関係で解明し、足の形状、特徴を余すことなく反映させたラストを制作するフルスクラッチオーダー。「どんな靴もあわない」、その気持ちと足に徹底的に向き合います。 「モディファイドオーダー」とフルスクラッチオーダーの違いはラストの加工度の違いばかりではありません。フルスクラッチオーダーは靴の完成に至る途中で「仮フィッティング」という仮の靴によるフィッティングの検証が入ります。難易度の高い