前回:自由主義少女リベ子ちゃんQ - 脳髄にアイスピック 「つい、この前まで正月気分だったのにもうセンター試験……冬の寒さと時間の流れの早さが身に染みるわね……」 「リベ子ちゃん! やさぐれている場合じゃないよ! 大変だよ!」 「あら、あなたは私の使い魔、私が呂布なら赤兎馬ポジションに当たるラルじゃない」 「例によって説明的な台詞をありがとう。そんなことよりこれ見てよ、これ!」 「なになに……ほえ〜、この炎上した人って、最近はてなブログで桃太郎ネタやおとぎ話ネタが大受けして、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い、星井にあらずんば七億にあらずと呼ばれてた星井七億さんじゃない。あんな人気者でもこんな小っちゃなことで炎上するなんて恐ろしいわねえ……」 「リベ子ちゃん、深刻そうな口ぶりを装ってるけど口元がめっちゃニヤついているよ! 全然感情を隠しきれてないよ!」 「ほら、だって寒いからちょうど暖を取りたかった