全国知事会は14日、次期知事会長の候補者に宮城県の村井嘉浩知事(62)がなったと発表した。この日正午の立候補締め切りに、村井知事以外の立候者がいなかったため、今月24日の全国知事会で無投票で選任される。 全国知事会長をめぐっては、鳥取県の平井伸治知事が8日、1期限りで退任することを明らかにし、村井知事が9日、立候補することを表明していた。北海道・東北、新潟県で、選挙管理者の宮下宗一郎・青森県知事と自身以外の6道県知事が推薦を了承していた。 村井知事は立候補にあたり、「震災で全国からお世話になり、恩返しのつもりで出馬を決意した。危機への対処を力を合わせてできるよう汗を流したい」と話していた。 新会長の任期は、来月3日から令和7年9月2日までの2年間。