このところ、スケジュール通りにプロジェクトが進まず、遅延が発生して困っているという相談をいくつか受けた。それぞれの案件を調査してみると、状況や遅延の原因はさまざま。このままの体制ややり方ではプロジェクトが確実に頓挫してしまう深刻なものもあれば、ユーザーとベンダーのコミュニケーションの取り方を工夫すれば改善できそうな軽いものもあった。 プロジェクトがうまく進まない原因は、主にベンダーの力量不足による場合もあれば、発注者側のベンダーコントロールが稚拙だったり、声の大きなエンドユーザーの追加要求を抑えられなかったりといった原因もある。もちろん、多くの場合はどちらか一方ではなく、ベンダーとユーザーの双方に問題がある。 シビアな状況を打開するには発注者が覚悟を持って主体的に取り組み、場合によっては身を切る判断をしなければ問題解決はできない。たとえベンダー側に問題があったとしても、問題解決の主役は発注
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く