※アップロード後に一部修正した 個人的には現像・編集環境の入れ替えが発端になり、あらためてDCI-P3を考える機会を得た。これまで写真の現像・編集はAdobeRGBディスプレイを使い、sRGB変換時はsRGBディスプレイで検討・調整してきた。このときsRGBディスプレイは4K以上のものでなく一般的な解像度のものだった。この環境が、想定されるユーザーの環境と一致していたからである。今回、機材の入れ替えでsRGBディスプレイは5kかつ色域がDCI-P3のディスプレイに変わる。5k化はともかくとして、広色域のDCI-P3に変われば自ずと「見ている色」が変わる。入れ替えの目的は多岐に渡るのだが、DCI-P3採用のディスプレイに決定したのは将来的にsRGBよりDCI-P3が重要になるとみたからだ。sRGBとAdobeRGBの次はDCI-P3とAdobeRGBの時代だ。 DCI-P3とは何か、である。
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