写真家のリアルRAW現像&レタッチ術【花編】吉住志穂 × Olympus Workspace 写真家は作品を仕上げるときに、どのくらいRAW現像やレタッチをしているのだろうか。今回は梅雨時の曇天でも、ふんわりやわらかく、それでいて鮮やかさを残す花写真におけるリアルなRAW現像&レタッチ術を、花写真家・吉住志穂さんに聞いた。 多重露出でふんわりと写し、現像で細かく調整して仕上げる オリンパスがメイン機なので、今回は純正ソフト「Olympus Workspace」を使用。基本は撮影時に完成まで仕上げることが多く、JPEGとRAW現像後の画像が同じ風合いになるので作品に統一感が生まれるのが◎。カメラ同様にアートフィルターの適用も可能。 <Before> 元画像 <After> 調整後 花の撮影は、晴れている日はメリハリがあって鮮やかになり、薄曇りのときはやわらかな光でストレートに撮影してもきれい