安倍政権への批判票の受け皿にさえなれなかったことは、危機的な状況である。どう再生を図るのか、今後の取り組みが厳しく問われよう。 民進党が、大敗した東京都議選を総括するため、国会議員から意見聴取を始めた。月内にも総括文書をまとめる。 都議選は、前身の民主党時代を含めて最低の5議席獲得にとどまった。第1党だった前々回の10分の1に落ち込んだ。小池百合子知事が率いた都民ファーストの会にくら替えした候補も多い。 安倍政権の慢心に反発する有権者の票の多くが都民ファーストや共産党に流れたのは、民進党への強い不信感の裏返しだ。 蓮舫代表と野田幹事長は、真剣な反省の弁もなく、続投を表明した。党の会合で「真の解党的出直しがなければ、本当に解党になる」と、執行部の責任を追及する声が相次いだのは理解できる。 次期衆院選に向けた共産党との連携を見直すよう求める意見も出た。憲法改正や安全保障などの建設的な政策論議は
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