東日本大震災の影響で大量の放射性物質の放出が懸念され、18日に放水作業が行われた東京電力福島第1原発。その様子を30キロ以上離れた位置から撮影したのは、NHKが誇る1台3000万円の高性能カメラだ。同局と昭和機械製作所、開発・研究支援技術サービス会社「テクニカ」が共同開発し、世界に3台しかないという極超望遠ズーム光学系超高感度ビデオカメラシステムで、鮮明な映像を全国へ届けた。 【続きを読む】
今週は掲載予定 *1を変更して、東日本大地震を「アメリカがどう受け止めたかについて」まとめてみたい。 同地震は米国時間の深夜に発生したこともあり、多くの米国人は早朝のニュースで日本の惨状を知った。私の住むシリコンバレーでは、ローカル・テレビ局が地震や津波の映像を繰り返し流し、気象予報士は太平洋を渡って押し寄せる津波の状況を解説した。自宅から30分ほどの港町ハーフ・ムーンベイやサンフランシスコ湾口などには、約1メートルの津波が3月11日金曜日(米国時間)の昼頃に押し寄せ、ヨット・ハーバーや漁船に軽い被害がでた。 米メディアの報道合戦と人道支援の拡大 M9.0の激震と7mを越える津波のニュースは米国人を驚かせるとともに、ほぼすべてのマス・メディアで空前の報道合戦が開始された。大手メディアは急遽、日本に特派員を派遣し、現地からの報道体制が強化した。アメリカ市民がこれほど身近に"日本"を感じたのは
17日に朝日ニュースターで放送された『ニュースの深層』にてノンフィクション作家の広瀬隆さんが発言された内容が話題となっていますが、今回はその発言について東北大学名誉教授の北村正晴さんからのコメントをいただきましたのでご紹介いたします。このコメントはもともとは明治大学准教授の藤本由香里さんからの質問に対する答えとして書かれたものです。北村さんは番組映像を観ておらず、藤本さんが要点を整理して質問し、北村さんがそれに答える、という形になっています。尚、北村さん側にはまだ番組を観る機会がなく、仙台にある東北大学での資料閲覧もできません(被災したため)。現在一日数度のメールのやりとりのみが可能な状態です。議論は記事下のコメント欄でどうぞ。建設的な議論をお願いします。(編集:ガジェット通信 深水英一郎) こちらの記事を読む前に、北村さんによる解説もご一読されることをおすすめします。 ・「退避すべきかと
3月17日午前0時40分。今、この原稿を東京の自宅で書いている。3月11日金曜日午後2時46分(東日本大震災発生)以来、この国がもう後戻りのできない別の時代に入ってしまったことを刻一刻感じている。 マグニチュード9.0の巨大地震。大津波。原子力発電所事故。どれ1つとっても「国難」級のクライシスが3つ、束になってやって来たのだ。これ以上深刻な危機は「戦争」か「大規模テロ」ぐらいしか思い浮かばない。 今後の日本の歴史は「3.11以前」と「3.11以降」に分類されるだろう。そういう意味で「2011年」は、「1868年」(明治維新)「1945年」(敗戦)に続く日本の現代史の分岐点になるだろう。 私は新幹線に乗って関西に逃げるべきなのか? 日本のマスメディアや報道を観察している私にとっては、これは歴史的な好機である。新聞、テレビ、インターネットなどマスメディアを「最も過酷な条件にさらした場合の実績デ
amatorius注:これはマイミクさんではない方の日記ですが、mixiやってない方にも是非読んでいただきたいので転載させていただきました。 東京電力福島第一・第二原子力発電所。福島県の浜通りに位置しています。 東北電力ではないことに注目してください。 福島県の浜通りには東京電力の発電所がこのほかに「広野火力発電所」があります。この地域で発電された電気は、全て関東へ運ばれ、首都圏の方々が利用します。 一切地元ではこの発電所で作られた電気は利用されていません。首都圏の電気の3分の1は福島県で作られている現実をもっと報道してください。 計画停電が首都圏で実施されていて、文句を言っていたり「被災地に電気を送るためだから我慢します」と言っているインタビューを良く見受けますが、何見当違いの事を言っているのですか? 東京電力が計画停電を行っているのは、首都圏の消費電力より供給電力が下回りそうだから
東日本巨大地震に伴う福島第一原発の事故深刻化を受けて、日本を危険視する傾向が国際社会で強まる一方、総力を挙げて未曽有の大災害に立ち向かう日本社会を信頼し続ける外国人も少なくない。 海外メディアではこれまで、被災者の忍耐強さや規律正しさを称賛し、激励する論調が主流だったが、原発の事態悪化につれて、悲観論が目立ってきた。 同原発で注水作業などにあたる作業員数が50人まで減らされたことについて、15日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、「大惨事の防止をあきらめたように思える」との原子力専門家のコメントを掲載。ロイター通信も「(作業員の退去決定は)さじを投げたことを意味するとも受け取れる」との専門家の言葉を伝えた。 在京外国公館では、オーストリア大使館が16日、業務を大阪の総領事館に一時移転した。自国民に国外退避を促す国も増えている。 現場取材のため被災地に記者団を送り込んでいた報道機関
「フェイスブック元年」 日本ではそう言われているらしいが、こちらニューヨークでは、もう完全な「インフラ」になってしまった。 初対面の人と会って、「また連絡を取りたい!」と思ったら、メールアドレスを聞くのではなくて、まずフェイスブックにアカウントがあるのか確認する。 マンハッタンの地下鉄や、スタンドで売っている雑誌の企業広告でも、企業が記載しているのは、もう自社のウェブサイトではなく、フェイスブックのファンページだ。 フェイスブック追撃の新メディア続々 最近では送受信するメールの数がめっきり減ってしまった。逆に、フェイスブックのメッセージは増え続けている。人を集めてパーティー!と思ったら、マスメール送信なんてやらない。フェイスブックでシェアした方が、よっぽど効果的に人が動員できる。 ニューヨーカーは「インフラ化」したフェイスブックが当たり前の存在となって、飽きてきている。 「次に面白いものは
ガジェット通信一芸記者の、みつき@なごやです。私は、2011年2月11日(金)に放送されたNHKスペシャル『無縁社会~新たなつながりを求めて~』に『ニコニコ生放送』利用者として出演しました。この番組に関しては放送直後から「ニコニコ生放送利用者に対する表現が暗すぎるのでは」という声があがっており、さらに翌日の討論番組が放送された後には「番組で紹介されたツイートは、やらせなのでは?」という疑惑もあがりました。この「無縁社会」というドキュメンタリー番組は2010年1月に放送されたものが最初です。孤独死がテーマのこのドキュメンタリーを起点としたNHKのキャンペーンは昨年話題となり、「無縁社会」という言葉は流行語大賞にノミネートされたほどです。今回の放送は「無縁社会」の存在を前提として、それではそれを解消する”絆”をつくるためにはどうしたらいいか、という内容です。しかしそれに関しても上記のような問題
電子書籍が上昇気流に乗り始めた。あくまで米国市場での話だが・・・。 米出版協会(AAP:Association of American Publishers)によると、2010年1月~11月の電子書籍売上高(厳密には、2010年大手出版社14社の電子書籍卸出荷額)は3億8670億円ドルに達し、12月分も加えた年間の電子書籍売上は4億5000万ドル近くまで上乗せできそうだ。以下のグラフでも明らかなように、2010年は電子書籍が本格離陸した年といえそう。電子書籍売上が全書籍売上の10%近くまで占めるようになってきている。 (2010年は予測値。) 米国の電子書籍市場の立ち上げを牽引してきたのは、やっぱりアマゾンのeリーダーKindleである。Kindleの初出荷は2007年11月19日であったが、一般の書籍ユーザーにも広く普及し始めたの2010年からでなかろうか。2010年の販売台数は710万
様々な「コンテンツ」を網羅するのが図書館の務め 2011年2月 1日 経済・ビジネスIT国際情勢メディア コメント: トラックバック (0) フィード経済・ビジネスIT国際情勢メディア (これまでの 木暮祐一の「ケータイ開国論II」はこちら) Wirelesswireのトピックスによれば、ノキアが苦戦を強いられており、シェア低下がとまらないという。世界シェア首位を維持しながらも、急拡大を続けるスマートフォン分野でiPhoneやAndroid搭載端末に大きく差を開けられている状況だ。 ノキアはこれまで、Symbian OSを端末に搭載することでユーザーやベンダー、コンテンツプロバイダーなどを囲い込んだビジネスモデルを形成し、ケータイ端末メーカーにおける世界の頂点に君臨してきた。しかしSymbian OSにこだわり続けてきたことが逆に仇となってしまったのだろう。変化の早いICT業界においては、
Amazonのクリスマス商戦において,電子書籍が通常書籍の売上を上回ったというニュースが出版関係者を驚かせた。Kindle自体の販売台数も100万台を突破し,またその上で閲覧できる電子書籍もすでに40万冊になろうとしている。 ここで驚くべきは,Amazonでの電子書籍登録がオンラインで誰にでも可能だということだ。 (現在は日本語コンテンツは不可だが,近い将来開放されるだろう) これが電子書籍の登録画面,Amazon Digital Text Platformだ。 Amazon.comのユーザーIDを持っていれば誰でもアクセスできる。 そして次のような画面にしたがって,内容を登録していくだけで自動的に電子書籍登録ができるのだ。 登録内容は,(1)書籍の基本情報,(2)書籍の販売地域と販売条件,(3)書籍データのアップロード(データは自動変換される),(4)書籍の価格 の4つだけ。しかもその手
クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続き トヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
Twitterで拡散したデマの類をまとめました。 偽鳩山由紀夫事件 2009年12月24日 当時の日本国総理大臣鳩山由紀夫さんが、年明けからTwitterを開始するというニュースが流れる。 翌日2009年12月25日、鳩山由紀夫を名乗るtwitterアカウントが出現。 これを本物と誤認する人が続出し、騒ぎになった。 民主党参議院議員藤末健三さんが内閣広報室に問い合わせ、首相はまだTwitterを初めていない事を確認。偽物説が急速に広がる。 鳩山首相がTwitterを開始へ!国民の生の声を聞きたい - Ameba News [アメーバニュース] 鳩山首相、年明けにTwitter開始へ - ITmedia News ニセ鳩山由紀夫ツイッター(twitter)事件について速報まとめ[絵文録ことのは]2009/12/25 松村邦洋さんベースランニング中に心不全で亡くなるというデマ 2009年11月
以前はちまたにあふれていたフリーペーパー、フリーマガジン。広告費の減少でかつての勢いが薄れつつある中、“一芸”を売りにしたフリーの媒体が話題となっている。地域の詳細な地図や、新聞折り込みの特売チラシなど、これまでなら独立した媒体にはならなかったコンテンツで、業界関係者も新たな動きとして注目している。(佐久間修志) [フォト] フリーペーパー台頭で関西情報誌消滅? 「1週間」「エルマガ」「ハナコ」休刊 住宅地図などを手がける「ゼンリン」は6月、埼玉、兵庫県内の3地域で新たなフリーマガジン「Actiz mi−ru−to(アクティズ・みると)」の発行に乗り出す。メーンは、同社が長年ノウハウを蓄積してきた地図だ。 最大3千分の1の縮尺の地図が、全約80ページのうち約20ページで掲載。その他のページの地域の医療、買い物などの生活情報とリンクしている。厚手の紙で上質感を出し、「決して捨てられない
ついに始まったドラマ「素直になれなくて」。 今までの人生でこれほどおかしなテレビの見方をした事が無い。 そんな不思議な体験をさせてもらった。 というかこのドラマ、ついったーをうたってはいるが、あまり関係ないというのがミソ。 そして、最大のポイントは「Twitterユーザー」を釣り上げる巧妙な手口が絶妙な点だろうと思う。 罠、罠、罠、そして罠 素直になれなくて ドラマが始まったら、通常Twitter上では、見てる人たちの「はじまった」というのが一般的だ。 あとは適度な感想がちらほら出るくらい。ちょっと前は笑っていいとものガチャピンが出たときがすごい盛り上がってたけど、普通そこまで盛り上がらない。 しかし、今回のドラマは、ドラマを始める前からの戦略がすばらしいため、「Twitterドラマ」という印象が大きい。 そのため、ツイッター上では、ドラマに関するおびただしいツイートが流れて行った。 結論
電子出版がブームです。アマゾンのキンドルとアップルのiPadの全面対決という様相を呈しているのに加え、様々な企業が新たな電子ブックリーダーを市場に投入しようとしており、新たなネット・バブルの感もあります。電子出版で本の世界が変わると喧伝され、出版業界の救世主のように言われることもありますが、本当なのでしょうか。簡単に検証したいと思います。 果たして普及するか? まず、電子出版は今度どの程度普及するのでしょうか。アマゾンのキンドルは確かによく出来ています。3月に発売されるアップルのiPadもきっと素晴らしい完成度だと思います。しかし、電子ブックリーダーが紙(書籍や雑誌)に取って代わる程に普及するのでしょうか。 キンドルやiPadの動きが大きく報道されていますが、電子ブックリーダーの世界での販売量は2008年が100万台、2009年が500万台、そして今年は1200万台と推測されています。急速
私生活の映像などをネット上にさらす“ダダ漏れ女子”が静かに増殖中だが、ウェブサービス企画運営会社「ソラノート」の広報担当、そらのさん(22)は、同社が運営する動画サイト「ケツダンポトフ」で、ブロガーへのインタビューや各種イベントなどをライブ中継している。動画配信サービス「ユーストリーム」を活用する“ダダ漏れ広報”としてネット上で注目を集めている。(大坪玲央) [フォト]「ユーチューブCN」は海賊版 中国のマニア男性が開設 ダダ漏れのきっかけは、ソラノートが運営するサイトのPR。「お金をかけずにサイトを宣伝するには、ネットを利用するのが一番。(ダダ漏れ女子1号の)トミモトリエさんのサイトを見て自分も始めた」。そらのさんが「ダダ漏れ女子2号」と呼ばれる理由だ。 「デートの時はスカートかパンツか」などの「決断エピソード」を閲覧者にチャットで質問する様子を中継したのが初めてのダダ漏れ。カメラ
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