最終回:RISC-Vエコシステムの発展 Arm、NVIDIAとの関係はどうなるのか?:RISCの生い立ちからRISC-Vまでの遠い道のり(1/3 ページ) RISCの始まりから現在までを歴史的に解き明かしていく連載もいよいよ最終回。今回はRISC-V開発チームが賛同企業を勝ち取ってエコシステムを構築していく様子と、Armとのライバル関係など現在の課題について、大原雄介さんがまとめてくれた。 さて、そんなわけでRISC-Vの生みの親であるUC Berkeley(米カリフォルニア大学バークレー校)のカーステ・アサノビッチ教授がRavenシリーズやEOSシリーズの開発というか設計を指導しつつ、RISC-Vの命令セットを定めながら、同時に行っていたのが組織づくりである。もっとも、いきなり組織を立ち上げても誰も参加しないのは目に見えているので、まずはRISC-Vそのものを知ってもらう努力をしなければ
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