ちょっと前になってしまったが、1月14日(金)、京大に日帰りで行ってきた。博士論文の副査を依頼されたので公聴会に出席するのが主たる要件。 冬場だったのでさすがに今回は車を使わず、新幹線で京都に入り、今出川まで地下鉄を使ってそこから百万遍までのんびり歩いて京大へ。 途中、何度も通っている今出川通りのはずなのに、新しい発見があった。 今出川通りと河原町の交差点にあるみずほ銀行の前に、樹相全体が真っ赤になっている立木の姿を見た。近付いてみたら、小粒のグミのような赤い実が木全体にぶら下がって、サラサラと流れるように微風に揺れていた。 サンシュユという漢方薬の素材があることは知っていたけれども、実際にその赤い実としてなっている姿を意識して見たのはこれが初めてだった。春から秋にかけこの木は緑に覆われているので、それもあって意識していなかったに違いない。新鮮な驚きだった。 それはさておき、時間があったの
容態の悪化により、本日入院しました。 ……この原稿は私が前もって用意しておいたものですが、今後暫く当ブログを管理してくれる知人が入院の時点でupしてくれる手筈になっています。つまり皆さんがこのエントリーを目にするときには、私はもう病院に入っているということです。 そのとき私には意識があるのかすでに混濁しているのか、これを書いている時点では予測できません。もし辛うじて覚めているとすれば、恐らく多くの「先人」たちと同様、病室の天井や壁や、自分を取り囲んでいる医療機器を眺めている筈です。 とはいえ、そこには一片の悲壮感もありません。十七歳のときに立てた志、「あるべき自分のカタチ」というものを、100点満点で70点ながら、ギリギリ及第点で私は何とか実現することができました。心を占めているものは、ある種の達成感のようなもの、そして「自分は、生き切った」という充実感であることは間違いありません。 まあ
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