2/15の「人文社会系分野における研究評価シンポジウム」の資料が公開されています。 / “人文社会系分野における研究評価シンポジウムを開催(2019.2.15) – COTRE(コトリ)|COmmunity of Tsukuba… https://t.co/Ls4lErlVlg
「ケア」とは、依存的な存在である成人または子どもの身体的かつ感情的な要求を、それが担われ、遂行される規範的・経済的・社会的枠組のもとにおいて、満たすことに関わる行為と関係のことである。何らかの助けを求めている者と助けに応えようとする者がいる場合、そこにはケアの関係がとり結ばれる。こうした関係が個人を自律的な主体として想定する近現代社会に対して批判的な視座をもたらすこととなる。 また、我々は身体的かつ感情的な要求に対してセルフケアを行うことによって、不随意な自己をうまく調整し、生存し続けている。そのような場合、生政治的統制としてケアが想定され、セルフケアはそれに対する抵抗の意味を担う。セルフケアは、他者や権力からのコントロールに抗うことも含意する。このように、ケアは相互扶助の思想としてだけでなく、個人のアイデンティティをめぐる問題にも接続可能である。 さらに近年、グローバル化と地球環境の危機
こちらのコラム、だいぶ長くご無沙汰してしまいました。いつもここでは外国の情報政策について扱っているのですが、今日は珍しく日本の情報政策について少し書きたいと思います。 ※190226追記:「2.著作権教育の萎縮」の最後に少し補足を致しました。 いま様々なメディア等で、著作権法の改「正(?)」によるダウンロード違法化の拡大が非常に注目を集めているところですが、僕自身、この議論の元になる報告書を出した文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会の委員をさせて頂いています。といっても2018年度から委嘱頂いたばかりの「一年生」なのですが、議論への微々たる貢献以上に、著作権法が実際にこうやって作られているんだ、ということを間近に見て、情報政策研究者として非常に貴重な勉強の機会を頂いています。 普段僕自身、本件に限らず自分が直接審議等に関わっている事項については、ネットやメディア等で発言しないポリシ
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