プレママ・ハーバード研究記ハーバード公衆衛生大学院での研究模様を綴るブログ。渡航直前に新しい命を授かったプレママとして、また、東大国際保健政策教室Global Health Leadership Program第1期生としての視点も発信する予定。 ボストンから帰国して1か月。 私は、Swartz教授との最後の会話を、反芻し続けていました。 「あなたは、情熱をかけてやろうとしていることがある。 あなた自身のためにも、あなたの家族のためにも、 他のことを手掛ける余裕は、あなたに残された時間には、もうないはずだわ」 医療・介護保健政策の研究と、 被災地をモデル地域に医療情報システムを導入するプロジェクト。 ボストンでの2か月間、私の頭と心を占めていたのはこの2つで、 本業のコンサルティング・ビジネスからは、自分の心が大きく離れていたことを、 教授には、しっかりと見抜かれていたようです。 「あなたが今手がけていることは、今
