2015年3月19日、京都大学大学院教育学研究科教授で日本図書研究会理事長の川崎良孝氏と、京都大学附属図書館情報サービス課参考調査掛の櫻井待子掛長が、上海図書館3階A3会議室で講演を行いました。まず川崎教授が「図書館-三位一体時代から変化・発展時代へ」と題する講演を行った後、櫻井掛長による「京都大学附属図書館が実施する図書館利用者向け文献検索セミナー」をテーマとした講演が行われました。講演会に参加したのは、上海図書館の呉建中館長および館員合計50余名です。
8月30日、「2013年版世界における中国図書の影響力に関する報告」が北京で発表されました。それによると、中国語図書はこの数年間に世界各国の図書館で増加しており、国際的な影響力が年々拡大しています。 この報告の根拠となったデータは、OCLC(Online Computer Library Center)のオンライン蔵書目録です。2012年の北京国際図書博覧会開催期間中に、中国出版メディア商報(旧中国図書商報)は「世界における中国図書の影響力に関する報告—各国図書館蔵書中の中国語図書数データ分析」を初めて発表しました。その中では、世界の30以上の図書館に合計8179品目の中国語図書が所蔵されており、それら図書の出版社は361社にのぼると報告されています。 またOCLCは2012年次報告書で、世界中の図書館のうち7万4029館がOCLCのサービスを利用しており、メンバー機関になっているのは2万
上海図書館は2013年5月25日、正式に上海市民の読書状況をまとめた「上海市公共図書館2012読書報告」を出しました。これは国内で初めて公に発表された図書館の読書白書です。 読書報告を作成するに当たり、上海市中心図書館の「eカード」サービスシステムのカバー範囲を調査し、2010年、2011年、2012年の読者カードの申し込み数および人口統計学による分布状況を集計しました。2012年度末までの上海図書館および上海中心図書館のカード申込数は、全部で190万に上りました。読者の中の男女の比率は比較的バランスがとれていて、男性が52%を占め、女性は48%でした。 データによると、「eカード」の成人読者の中で最も多くを占めるのは20歳から40歳で、62%となっています。14歳以下の子供の読者のうち、人数が最も多いのは小学生で64%を占めています。 興味深いのは、上海図書館および上海市中心図書館の読者
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