太平洋戦争の開戦直後、アメリカ西海岸やハワイの一部に住んでいた日系アメリカ人12万人が、砂漠などに作られた強制収容所に3年以上も隔離された。 このことについては、本ブログでは、この収容所内で美術学校を開いた画家・小圃千浦の記事を上げている。そして、この画家の伝記「サムライとカリフォルニア」を取り寄せて、読んだばかりだった。 今朝のNHK「日曜美術館」で、現在この展覧会が開かれていることが紹介され、脚本家・倉本聡氏の素晴らしいコメントを聞いたので、すぐにこの展覧会を見に行った。幸い、暖かい小春日和の一日だった。 入場無料なのに、11ページのカラー・ガイドブックを頂戴し、恐縮した。私は知らなかったのだが、2010年11月の「クローズアップ現代」で、ワシントン・スミソニアン博物館・レンウィック・ギャラリーで開かれていた「The Art of Gaman展」の紹介、遺族の証言などを紹介したのがきっ