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ブックマーク / molbiol.hatenablog.com (3)

  • 「査読で不正を見破ったときの話」について1 - 生物学研究者の言いたい放題ブログ

    前回、前々回と査読の時に不正を偶然見つけたという体験記を書いた。 査読で不正を見破ったときの話1 - 生物学研究者の言いたい放題ブログ 査読で不正を見破ったときの話2 - 生物学研究者の言いたい放題ブログ 一部の読者である同業者の方や、検索で来た同業者の方と情報というか経験を共有できれば程度に思っていたのだが、予想以上にはてなブックマーク等の反響が大きくてびっくりしている。その中でいただいたコメント等のうち、いくつか気になるものというか、こちらからの意見を書いた方が良いかと思うものがあったので今回はそれらについて淡々と書いていく。 まずは査読で不正を見つけた論文の著者達だが、幸いなことに3報とも日人ではない。すべて外国人(所属も外国)の論文である。さすがに同じ分野の日人であれば何らかの形で告発するだろう。 また「査読で不正を見破ったときの話1」の最後に書いた不正論文の著者らの先行論文に

    「査読で不正を見破ったときの話」について1 - 生物学研究者の言いたい放題ブログ
    egamiday2009
    egamiday2009 2016/04/05
    「研究は究極的には信頼のみで成り立っている。」
  • 査読で不正を見破ったときの話2 - 生物学研究者の言いたい放題ブログ

    前書きは省略。前回の記事を参考にして欲しい。 2つめ、3つめのケースはコピペ。つまり剽窃だ。 2つめのケースでは少なくとも1段落丸ごとコピペされていた。不正を感づかせたポイントはただ1つ、単語間にスペースがなかったり、不自然な改行があったり。もはや人に見せる体のものとは思えなかった。 「いったいこの著者に何があったのか?」 「間違ったファイル形式のものでもアップしたのか?」 「読みにくいから文章くらいしっかり書かせろってエディターに連絡しようかな...」 などと考えている時にピンときた。 「これはPDFからコピペした時にたまになるやつや」 適当な文章をGoogleに放り込んだら見事にヒット。元ネタのURLをエディターに連絡して終了。所要時間は10分程度。時間は短いけどこんなことに使いたくないよ。多分、その段落以降もコピペだと思うがチェックしていない。 3つめのケースは自分の論文からコピペさ

    査読で不正を見破ったときの話2 - 生物学研究者の言いたい放題ブログ
  • 査読で不正を見破ったときの話1 - 生物学研究者の言いたい放題ブログ

    査読は面倒だ。最近はいくつかの雑誌でその年のreviewerリストを公開しているようで、それなりの雑誌に名前が載っているとうれしいのだが、それ以上でもそれ以下でもない。ただ現状では査読システムがないとうまく科学が回らないのも事実で、科学に少しでも貢献できればと思って自分の時間を削ってでも基的に引き受けることにしている。 そしてこれまでに査読において3回「不正」のある論文に出会った。後進のためにも情報を記そうと思う。 1つめは少し前の話。査読で回ってきた論文がいわゆる捏造論文だった。研究室レベルでは過ちが起こらないように性悪説に基づいた対応も必要かと思うが、査読は性善説に基づいて行われる。いつぞやの事件の時になぜ査読者が捏造を見破れなかったのか?などと世間でも問題提起されていたこともあったが、そんなものは査読者の義務ではない。 ということで基的によほど怪しい論文以外は捏造を疑いもしないの

    査読で不正を見破ったときの話1 - 生物学研究者の言いたい放題ブログ
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