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ブックマーク / soil-aggregate.hatenablog.com (2)

  • 研究者と論文#3(「何歳なら論文何本」という考え方) - 土のつぶろぐ

    論文と若手研究者の評価・雇用について、もう少しつぶやくことにします。 研究職の公募に応募するとき、あるいは国の特別研究員に応募するときなどに、「何歳なら(あるいは博士号取ってから何年なら)、論文を何報は出しておかないと、まず通らない」というような話をよく聞きます。同様に、大学の助教ポジションに応募するなら「何歳以下でないと厳しい」という話も。でも、これらの話はどこにも明文化されていないので(たまに年齢制限を設ける公募はある気がするけど)、憶測あるいは経験則といった類いのものでしょう。 自分も最初は、「年齢や論文数なんかで判断されてたまるかっ!」と意気の良いことを思っていました。しかし、あまりによく聞く話なので、応募しては返事無しの連敗が続き、職がなかなか決まらないブルーな時代には、残念ながらこれらの数字を意識せざるを得なかったです。また、若手研究者と今後のことを話す時などに、「論文何報だし

    研究者と論文#3(「何歳なら論文何本」という考え方) - 土のつぶろぐ
  • 研究者と論文#2(論文の数と質、若手の生き残り戦略) - 土のつぶろぐ

    論文のお話の続きです。 アメリカではPublish or perishと昔から言われているように、論文を出さない研究者は消える(職を得られない、職が維持できない)のがさだめで、日でも(昔は違ったようですが)現在の任期付きの研究者が置かれている状況は同じです。点を取れないフォワードや、勝てない監督がクビになるのと同じですが、問題はスポーツと違い、研究の良し悪しの評価がものすごく難しい点です。昨年の記事(次世代の研究者を育てるには?)でも書いた、「評価」の問題です。 研究者を評価する一番単純な方法は、論文数です。例えば、今までに何報の論文を発表したか。しかし、世界には様々な学術誌があり、ネイチャー、サイエンス、PNAS等とっても競争率の高いものから、その反対のものまであります。よって、数さえあればよいという訳ではありません。 どの雑誌がよく読まれ、よく引用される論文を多く含むかを比較するため

    研究者と論文#2(論文の数と質、若手の生き残り戦略) - 土のつぶろぐ
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