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キリュー on Twitter: "ある歴史家（故人）の回想記を読んでいたら、とある中世文書のうす紅色の斑点は自身の責任だと告白していた。数十年前、原本校正の際ボールペンを使っていたら、気づかぬ間にその微粒子が飛んでおり、その後裏打ちしたら拡大してしまったのだという。原本閲覧のときボールペンは厳禁と誡める。"
キリュー on Twitter: "デジタル化ならウェブ公開しないのと思ってしまうけど、「これまでどの研究機関に対しても許可が下りなかった」のだから、所内公開だけでも大きな一歩ということなのでしょう。藤原重雄氏も『デジタル人文学のすすめ』で同様のことを書いていたような。デジタル画像のため足運んでもいいじゃない、と。"
キリュー on Twitter: "Edwina Palmer “Harima Fudoki” https://t.co/tgPYDZ6UFW なんと『播磨国風土記』の英訳註本が2015年11月に出てたらしい。訳註者はニュージーランドの日本学者だとか。お値段114ユーロ。たけー。"
キリュー on Twitter: "文書群や、旧蔵（○○家旧蔵文書）を検索キーにできないデータベースが意外に多い。古文書がどの文書と一緒に伝来してきたかという情報はすごく重いのに…。"
キリュー on Twitter: "中世文書は所蔵者の個別的利害・関心で残されるので、「この一通が歴史を動かした！」てのは存外少ないですよね。発給者が著名でも内容はどっかの村の安堵だったり。#百合文書 RT @goza_u1 東寺百合って量的には圧巻なんだけど、「この文書がすごい！」的な一点は意外と少ないんだよね。"
キリュー on Twitter: "東寺研究でキャリアを再スタートさせ、論文集まで出した網野善彦までが「そのころは「東寺百合文書」のことを「ユリ文書」と読むのだと思っておりました」（『歴史としての戦後史学』p165）だなんて、もうこれ（http://t.co/BqCGd8pBfv）につっこめない…。"
キリュー on Twitter: "日本近代の技術史を専門にし、関東大震災と社会に関する著作もある先生の、「震災の衝撃で、この国は変わらざるを得ず、電力や財政の事情、科学技術の信頼性の問題からすれば、その変化は阪神淡路はもちろん、関東大震災をも凌ぐものとなるはずです」という言葉は、重い。"
