問われるのは「問う力」(日経2023.7.11)「AI時代に必要なのは問いを立てる能力」という内容の新聞記事を読みました。問いに対する「答え」ではなく、「問い」そのものを立てる力が大事、ということです。「答え」は今の時代、生成AIでそれなりに得ることができますが、意味のある「答え」を得るためには、意味のある「問い」を立てる必要があるからです。 意味のある問いをたてようとすると、ある程度の知見や経験がないと、現実にはなかなか難しい、とも書いてありました。何も予備知識なしでは問いも立てにくいのです。ここに知見や経験の豊富なシニア層の活躍する場があります。 Wikipediaに記事を書くとは、自分の中の「問い」に対する「答え」をみつけることでもあります。日常のニュースをウェブや新聞などで知り、そこで疑問に思ったことを調べ、答えが得られなければ自分でより深く調べてみる、という流れです。Wikipe