前回はプロポーザルのあり方を問題提起したが、今回は今後発件が想定される案件を意識した具体的な図書館設計の実際を共に考えたい。 特にただ「作る」時代は終わり、約半世紀の長さで「使う」ことを意識した設計が求められる。 そのとき必要とされる計画と設計の一体的な進行の姿を探ることを目的としたい。 1. 図書館設計のリ・デザイン (1)「設計」を拡張する ① 建築の設計 ② 情報の設計 ③ 運営の設計 ④ その他の設計 2. 計画の読解と解釈、そして併走 (1)構想や計画を理解する (2)構想・計画の背景を知る ① 設計の世界での良い図書館設計と図書館の世界での良い図書館設計 ② 新・石川県立図書館の事例にまなぶ2つの「良い」の融合 3. 設計の実際 (1) 3大ポイント+アルファの把握 ① 物流センターとしての図書館の理解と提案 ② 設計ワークショップの落とし穴 ③ 地域全体での発想-エリアマネジ
![「使う」ことを意識した図書館設計のリ・デザイン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5016ed92f8082820def1ce7b14bb645286e31ece/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jpi.co.jp%2Fimage%2Fogp_seminar.jpg)