久保木秀夫 @nosuke_pooh 東京国立博物館・特別展「和様の書」http://t.co/xU8m7mghyA 圧倒的な質・量の、圧巻の展示でした。以下、展示品いくつかについて、気になった点などをつぶやいていきます。書誌学・文献学に基づく古典文学研究の立場からの見方です。 久保木秀夫 @nosuke_pooh №24・伝道風筆継色紙。もと粘葉装(糊代痕あり)1紙4面分の表裏を剥いで、2面ひと続きとなった2点を1軸に軸装。うち1点目の右面(第1面)は部立「恋一」、左面(第2面)は歌の前半。2点目の右面(第3面)はそれに続く歌の後半、そしてその左面(第4面)が白紙。なぜ白紙?と思ったが、→ 久保木秀夫 @nosuke_pooh この第4面は本来第1面のウラ面だったはずだから、要するに「恋一」の直前の部立が終わった、最後の余白1面分に該当しているものなのだろう(ややこしくて恐縮です)。言い