台湾防空システムの要である地対空弾道弾迎撃ミサイルの部品納入業者が、米国のオリジナルメーカーの証明書を偽造し、一部はタオバオでも手に入る中国製の偽部品を納入していたという、重大な軍事調達のスキャンダルが発生しました。 この偽部品が当該ミサイルに使用されていた場合、国防の安全保障に影響を及ぼす可能性があります。 米国国営の短波ラジオメディアの自由亜州電台の記事より。 台湾の天弓ミサイル(地対空弾道弾迎撃ミサイル) 台湾本島と離島に大量に配備されている地対空弾道弾迎撃ミサイルは、天弓システムという台湾の防空と弾道ミサイルの迎撃という重要な任務を担っています。 この天弓ミサイルの部品をめぐって、大きな不正行為が発覚しました。 台湾メディアの『鏡週刊』は、天弓ミサイルを開発している台湾国家中山科学研究院の入札業者のうち少なくとも3社が、規格外の製品を使用し、米国の工場証明書まで偽造した疑いがあるこ