KDDIは1月31日、2020年3月期の第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比3.5%増の3兆9026億円、営業利益は前年同期比2.6%増の8439億円の増収増益となり、前四半期までの減益から回復を見せている。 同日に実施された決算説明会で、KDDI代表取締役社長の高橋誠氏は、好業績の要因として同社が成長領域と位置付けているライフデザイン領域とビジネスセグメントの好調を挙げている。実際、ライフデザイン領域の営業利益は前年同期比25.9%増の1360億円、ビジネスセグメントの営業利益は前年同期比23.4%増の1186億円と、共に2桁の利益成長を遂げているという。 一方で、3G回線の4G移行促進にともない端末販売コストは引き続き増加しているが、2019年10月の電気通信事業法改正の影響で端末値引負担が大きく減少し、その幅は大幅に縮小。また法改正の影響によりauの解約率も0.61%と、前四
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