「2007年度までの右肩上がりの時代に慢心してしまった。これを反省し、今後はお客様に一番近い通信事業者を目指していく」。 18日に発表された個人向け携帯電話サービスの顧客満足度調査にて、2年連続で死守したトップの座をドコモに明け渡したことを指摘されたKDDIの田中孝司代表取締役社長は、このように述べた。 1日に実施された田中社長の就任会見にて、同氏は経営方針を語った。その中で今後の方向性として、固定ネットワークやモバイルネットワークなど、同社のマルチネットワーク、マルチデバイスをベースにした新たなビジネスモデルの創造や、海外市場におけるコンシューマー事業の拡大などをあげた。また田中社長は同社の今後の変化の要素として、「デバイス」「ネットワーク」「競争軸」「ビジネスモデル」「グローバル化」の5つに触れた。 まず「デバイス」面で起きている変化として、フィーチャーフォンやスマートフォン、タブレッ
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