2015年9月20日のブックマーク (5件)

  • 鄭和の遠洋航海伝説を利用する中国 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は久々に朝から晴れてくれました。連日の集中豪雨はすごかったですね。 さて、すでにツィッターにも流しましたが、アメリカ中国海洋政策の専門家であるジェームス・ホームズとトシ・ヨシハラの二人が共同で書いた古い記事が面白かったので、その要約を。 === Soft Power at Sea: Zheng He and Chinese Maritime Strategy by James Holmes & Toshi Yoshihara Oct. 2006: Proceedings ●2005年版の米国防総省の中国軍事レポートでは、中国の国家戦略を見極めるのが難しいとして、北京の公式発表のほか、建造中の船の数など、具体的なものしか掲載していない。 ●ところが真相に迫るには、彼らのアイディアと歴史を参考にすべきだ。 ●そこで参考になるのが明時代に東南アジアの水域まで航海した鄭和の活躍(1

    鄭和の遠洋航海伝説を利用する中国 | 地政学を英国で学んだ
    eigokun
    eigokun 2015/09/20
  • 安保法制ーー何が選択されたのか - 山猫日記

    安保法案が参議院で可決され、成立しました。戦後の安全保障政策にとって大きな転換の日であり、日政治全体にとって大きな転換の日であったのだと思います。国会内で見られた歌舞伎的な物理的抵抗も、国会外で繰り広げられた現代日にしては粘り強いデモの存在も、今日という日が歴史に記憶されることを示唆しています。ただ、何故に記憶されるに値するのかということについて、コンセンサスはありません。それは、我々が何を選択したのかを問うことだからです。私は大きく三つのことがあるのではないかと思っています。 安保論議の作法の変化 安保法制の議論の中でもっとも盛り上がったのは憲法論でした。国会において憲法学者が違憲との陳述を行って以降、潮目が変わりました。安全保障論議として始まった議論は、法律論に傾斜していきました。 私は、安保論議を法律論に押し込めて語ることで、問題の質が見失われてしまうと思っています。戦後日

    安保法制ーー何が選択されたのか - 山猫日記
    eigokun
    eigokun 2015/09/20
  • 安保法案成立後の理性的な議論のために

    平和を求め、デモという政治参加が行われたのはよいことだったが(9月9日、雨の中のデモ) Issei Kato - REUTERS ■民主主義の新しいかたち 国会のまわりでは、大変なデモが行われています。安保関連法案に私は賛成の立場ですから、それらの人々とは立場は異なりますが、日が民主主義国であり、デモが法律で認められており、選挙以外の方法で自らの主張を訴えるためにも、このような政治参加が行われていることはよいことだと思います。 かつてフランスに一年間滞在して、ときどきパリの街中でデモ隊が行進しているのに出くわして、日でもこういうデモがもっとあればよいのに、と思っていました。確かに2005年には、サルコジ内相の発言に激怒した人々がパリ郊外で暴力的行動をとった事件もありましたが(このときもたまたまパリにいました)、それでもフランスでのデモはおおよそ、平和的で、理性的で、オープンです。成熟し

    安保法案成立後の理性的な議論のために
    eigokun
    eigokun 2015/09/20
    "つまりは、「戦争」ではないロシア系武装勢力の戦闘行為は認めるけど、「戦争」となりかねないウクライナ政府のそれへの自衛的な措置には反対だ、という立場なのでしょうか。"
  • なぜ政権寄りのネットユーザーが増えているのか

    政治に目覚める若者たち 以前は反体制、反共産党が主だったが今は違う imtmphoto – iStockphoto.com 2015年9月11日、中国共産党中央政治局常務委員会で「社会主義文芸の繁栄・発展に関する意見」が可決された。プロパガンダの担い手となる作家の育成、支援を指示する通達だが、その中に「大々的にネット文芸を発展させよ」という文言がある。ネット作家、ネット漫画家、ネット評論家はすでに、中国共産党のプロパガンダを担う重要な一角を占めているわけだ。 筆者はこの9月に、習近平政権のネット世論対策と中国社会の変化を描いた著書『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社新書)を出版した。同書にも詳述したが、ここでは「ネット文芸プロパガンダの今」と「中国ネットのムードの変化」を紹介したい。 ノリと勢いの御用ブロガー 政権によるネット文芸取り込みが満天下に示されたのは

    なぜ政権寄りのネットユーザーが増えているのか
    eigokun
    eigokun 2015/09/20
    中国の話題
  • 安全は民営化できる 『シェアリング・エコノミー』

    安保法案をめぐるバカバカしい騒ぎを見ていると、自衛隊と安保条約が日人の平和ボケを助長してしまったようだ。安全は皮肉なサービスで、完璧に供給すると「警備なんかいらない」と思うので、マフィアはたまに殺人事件を起こして「需要」を作り出す。だから安全サービスは公共財で、市場で供給してはいけないと経済学の教科書には書いてある。 日のような安全がとても貴重なものであることは、外国でタクシーに乗ってみればわかる。ニューヨークのケネディ空港では白タクが客引きをしていて、うっかり乗ると市内まで200ドルぐらい取られる。バンコクには三輪車のタクシーがあるが、必ず大きく遠回りする。だからタクシーはどこの国でも免許制で、警察などが取り締まるのが普通だ。 しかしいま世界で話題のUberは、この常識を破った。これは一種の白タクで、日では参入が難航しているが、こういうトラブルはほとんどない。スマートフォンで配車す

    安全は民営化できる 『シェアリング・エコノミー』
    eigokun
    eigokun 2015/09/20