2020年東京五輪・パラリンピックを支えるボランティアの参加条件に「厳しすぎる」との声が上がっている。大会組織委員会は計11万人の確保を目指すが、活動日数の多さや自腹で賄う交通・宿泊費を負担に感じる人は少なくない。「おもてなし」の心とともに祭典を成功に導くには、多様な人材の協力が不可欠。組織委は働く世代や学生らに理解を求める。 「春から社会人になったばかりの自分には厳しい条件。会社の納得が得られるか心配だ」。大学生だった18年2月に平昌冬季五輪のボランティアを務めた福岡市の男性会社員(22)は、3月に公表された東京大会の募集要項案の印象を話す。 運営に携わる大会ボランティアの応募条件は「全ての研修に参加」「1日原則8時間、合計10日間以上活動」などが柱で、応募期間は9~12月の予定。男性は「20年夏に休みが取りづらい職場にいる可能性もある。申し込みたい気持ちは強いが、環境が許すかどうか……
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