1917年に起こっていたかもしれない日米開戦 ツィンメルマン電報事件とは、 第一次世界大戦末期の1917年、ドイツの外務大臣アルトゥール・ツィンメルマンがメキシコ政府に送った電報から騒ぎに発展した謀略事件。 電報の内容は「メキシコがドイツと同盟し、アメリカへ宣戦布告する」よう促す内容でした。 これには続きがあり、メキシコが日本を説得して連合国を裏切り、ドイツと同盟を結んでてくれるよう説得を求めるという驚きの内容が記載されていました。 これは時のメキシコ大統領カランサによって拒否されたため、日独墨・三国同盟は幻と消えました。 それにしても、なぜこのような突飛な提案がドイツから、しかもメキシコになされたのでしょうか。 電報の内容 電報の内容を引用します。 我々は2月1日から潜水艦による無制限攻撃を開始する。我々はアメリカが中立の立場を保ってくれるよう、最大限の努力を図るつもりである。しかしそれ
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