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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/kankimura (4)

  • 安倍晋三を朝鮮半島で躓かせたアナクロニズム

    光復節(日統治から独立した日)の反日デモ(2015年8月15日、ソウル) Kim Hong-Ji- REUTERS <第二次安倍政権期の朝鮮半島政策がことごとく上手くいかなかったのは、南北朝鮮には日の力が必要なはず、という時代遅れの錯覚があったからだ> 「日韓関係についての質問は出ないんですね」──自民党総裁選挙を巡る記者会見を見ていた、とある韓国在留のジャーナリストのSNS上での呟きである。なるほど確かにその通りだ。振り返れば、昨年の夏は7月に発表された日政府による一部半導体産品の輸出規制発動により、日韓関係は大荒れに荒れていた。両国のメディアはこの対立を大きく報じ、韓国では大規模な日製品や日旅行のボイコットが発生していた。それは恰も日韓関係を巡る問題が、両国の国民において枢要の問題である、と見做されているかのようであった。 しかし、安倍首相が自らの退任を表明し、新たな首相が生

    安倍晋三を朝鮮半島で躓かせたアナクロニズム
    el-condor
    el-condor 2020/09/13
    概ね同意。付け加えるなら「南北朝鮮には日本の力が必要なはず」という信仰自体が願望と観測を区別できない歴史修正主義者の思考回路そのもので、かつこの傾向は現政権の外交に一貫していたということか
  • ナショナリズムを刺激する「軍艦島」の、世界遺産としての説明責任は重い

    世界から見れば「軍艦島」は日の世界遺産の中でもそれほど重要な位置付けではないが、日人にとっては特別な意味を持つ ziggy_mars-iStock. <明治日の産業革命遺産が輝かしく見えるのは、日の「国民史」においてそう位置付けられているからだ。「世界遺産」なら、「国民史」の枠組みを離れて韓国やさらにはそれ以外の国の人々にも通じる説明が必要だ> 去る6月15日、東京都内にて「産業遺産情報センター」の公開が再開された。3月31日に開館した同館であるが、同日の開所式直後から新型コロナウイルスの蔓延により臨時休館を余儀なくされていたから、この日が事実上の開館だったという事になる。 その名称からも明らかな様にこのセンターは、2015年に正式登録されたユネスコの世界遺産「明治日の産業革命遺産:製鉄・製鋼、造船、石炭産業」に関わる内容を展示するものであり、同センターはその為の研究機能をも併せ

    ナショナリズムを刺激する「軍艦島」の、世界遺産としての説明責任は重い
    el-condor
    el-condor 2020/07/28
    朝鮮人に対する差別も明記する内容も履行されていない国際公約に含まれるのに「朝鮮人差別が問題ではない」とは。そりゃ当時の坑夫全般への酷い扱いは事実だが、それでも日本人との差は歴然とあったわけで。
  • 韓国は、日本の対韓感情が大きく悪化したことをわかっていない

    文在寅が野に下れば韓国はより親日的になる、というのは日の勘違い(9月18日、ソウルの青瓦台にて) 写真提供:韓国大統領府 <最近韓国で行われたシンポジウムで、南北統一という来の主題そっちのけで安倍政権下ろしの大合唱が起こった。度を越しているが、なぜこんなことになったのか> 「そういう話が聞きたいんじゃないです。どうしてもっと違う人を呼んでくれなかったんですか」 ──異様な光景だったと言って良いであろう。 先月末、招待されて韓国の国際シンポジウムに参加した。シンポジウムの名前は「DMZフォーラム」。北朝鮮韓国の間を走るDMZ、つまり非武装地帯のある韓国の自治体、京畿道が主催する大規模国際シンポジウムだった。名称そのものが示唆している様に、シンポジウムの主題は朝鮮半島の統一問題であった。この自治体、京畿道の知事は前回2017年の大統領選挙で与党「共に民主党」の候補者の座を争った李在明。だ

    韓国は、日本の対韓感情が大きく悪化したことをわかっていない
    el-condor
    el-condor 2019/10/16
    確かに韓国の人々はわかってない。マトモな先進国市民がマトモな先進国民に期待するのは、政府の程度の低い排外主義に安易に乗らないことだ。しかし本邦はなあ。
  • 輸出規制への「期待」に垣間見る日韓関係の「現住所」

    2018年10月にベルギーで行われた第12回ASEM首脳会合に出席した安倍首相と文在寅大統領 Francois Lenoir-REUTERS <日では韓国への輸出規制が与える効果に対する「期待」が広がっている。しかし、その「期待」の裏にあるのは20年以上前の韓国のイメージであり、現実はこの間に大きく変化してしまっている。そのいい加減さが意味するのは、韓国のみならず、日もまた日韓関係の改善を放棄しつつある、と言う不都合な現実だ> 7月1日、経済産業省は韓国に対する新たな「輸出規制」について発表した。この措置を受けて日韓両国ではこの措置の影響と妥当性について激しい議論が進められている。 今回の措置をどう考えるべきか、については既に幾つかの別稿で議論しており、同じことを繰り返すのは止めておこう。取り上げたいのは、この措置とそれに対する日国内の反応から垣間見える日韓関係の「現住所」だ。 注目

    輸出規制への「期待」に垣間見る日韓関係の「現住所」
    el-condor
    el-condor 2019/07/09
    "「韓国を痛めつける」という決意表明"が支持を集めているというのは恐らくそうなんだけど、いつまで宗主国面するつもりなんだろうね/排外で支持固めとかホント南米権威主義政権の真似が好きだな。次はマルビナスか。
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