仙台市のワイナリーと南三陸町の漁協が手を組み、海の中で熟成させたワインを、特産のかきと一緒に味わってもらおうという珍しい取り組みを始めました。 これは、仙台市太白区の秋保地区にあるワインの醸造会社「秋保ワイナリー」と、南三陸町戸倉地区の漁協が、協力して進めます。 ワインに関する海外の文献に、海の中で貯蔵すると熟成が早まり味もまろやかになるという記述があるということで、貯蔵場所として、南三陸町特産のかきの養殖施設を活用します。 16日は、仙台市で作られた白ワイン11本とりんご酒3本を関係者が網にしばりつけ、志津川湾に浮かぶかきの養殖施設に船で運びました。 そして、網を1つ1つていねいに、海中20メートル付近まで沈めました。 海の中で貯蔵するワインとりんご酒は最終的に100本まで増やす予定で、養殖されているかきの隣で4か月ほど寝かせます。 そして、ワインの熟成が進んだタイミングで引き上げ、地元