【読売新聞】 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】米国のポンペオ国務長官は2日、南米エクアドル・ガラパゴス諸島沖で多数の中国漁船団が操業し、乱獲が懸念されている問題について、「中国は、日常的に(南米の)沿岸国の主権を侵害し、無許可の漁で乱
![ガラパゴスでの中国漁船団操業、米国務長官非難「中国は無許可の乱獲を支援」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8b222908c2f750aa5653cd4bb4cd9e03b0802c53/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fmedia%2F2020%2F08%2F20200803-OYT1I50043-1.jpg%3Ftype%3Dogp)
新商品の「アカモクしらすコロッケ」(サリーズカフェ提供) これまで注目されてこなかった海藻「アカモク」を活用したさつま揚げやコロッケなどを、静岡市駿河区の飲食店が創作し、23日から販売が始まった。企画した清水漁協用宗支所青壮年部と企業、飲食店などの関係者が今月10日、市役所に田辺信宏市長を訪ね、新商品をPRした。 アカモクは昆布やワカメの仲間で岩場に自生し、長さ4~7メートルに成長する。用宗漁港では育つがままに放置してきたが、県外では漁船のスクリューに絡まることがあり、邪魔者扱いされていた。 ところが、近年はミネラルや食物繊維などを含むことから、食品として注目されるようになり、全国的に商品化に向けた動きが広まっている。 漁協用宗支所青壮年部のメンバーは昨年2月、「用宗のアカモクを有効活用し、地域の新たな特産品を作り出せないか」と思いつき、県外産のアカモクで青汁などを製造する「GOLD BL
夏が訪れましたが、新型コロナウイルス感染防止のため、各地で海水浴場の開設が断念されています。そこで、読売新聞オンラインなどで公開され、海の魅力を伝える動画をそろえました。小型無人機(ドローン)やヘリコプターで空撮した動画や、ヒット曲の世界を紹介したコンテンツもあります。灯台や東日本大震災からの復興を目指す東北地方の映像も用意しました。「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として制定された「海の日」は、今年は23日です(見出しや写真をクリック。動画の説明文やテロップは公開当時のものです) エメラルド色の海、海水浴客を待つ…南房総の海岸 洗濯板のような岩が連なる根本海水浴場(千葉県南房総市)の海岸線を2019年7月にドローンで撮影しました。浜辺はオートキャンプ場として知られ、夏には多くのレジャー客を迎えます。ただ、撮影当日は海開き直前で、静かでした。この浜を独占したような気分を味わって
実証実験が行われている平塚波力発電所(神奈川県平塚市で)=鈴木毅彦撮影 海洋の力を使った新しいエネルギー源として期待される波力発電所を、東京大生産技術研究所などのチームが神奈川県平塚市の平塚新港に設置し、発電の実証実験を進めている。 波の力を受け前後に動く波力発電所のラダー(神奈川県平塚市で)=加藤学撮影 林昌奎(リムチャンキュ)東大生産研教授らのチームが開発した。幅8メートル、高さ3・5メートルの波受け板(ラダー)を海中に入れ、波の力で振り子のように動かし、洋上の建屋内で発電する。波高1・5メートル以上で45キロ・ワットを出力でき、一般家庭15軒分の電気を供給できるという。 林教授らは2016年1月に岩手県久慈市に1号機を設置し、漁港内の施設に送電した。平塚の発電所は2号機で、波受け板をアルミニウムとゴムを組み合わせて軽量化し、面積を約4倍にして、小さな波でも発電できるよう改良した。実験
【読売新聞】 水産庁は、高級食材として高値で取引されるナマコやアワビなどの密漁対策を強化するため、産地や魚種などを示す「漁獲証明」がなければ流通できないようにする新制度を導入する方針を固めた。乱獲から資源を守り、品質を確保する狙いも
【読売新聞】 中国の北京市は13日、市最大の卸売市場で働く従業員ら6人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。確認されたのは12日で、市場関係者に実施したウイルス検査の結果、6人とは別に46人の無症状感染者が確認された。 北
チームは、2017年以降に中国への密輸で差し押さえられた「マレーセンザンコウ」約30匹の肺や腸などの試料を分析した。センザンコウのコロナウイルスと新型ウイルスのゲノム(全遺伝情報)の配列は85~92%一致。ウイルスが細胞に入る時に使うたんぱく質を比べると、アミノ酸の配列が新型と97%一致するウイルスもあった。 現在人に流行している新型は、コウモリから別の動物を経て人間に感染したとみられるが、研究チームはセンザンコウが媒介したかは不明としている。 世界自然保護基金(WWF)ジャパンによると、センザンコウは大きさ30~85センチ程度で、全身を覆ううろこは中国の伝統薬の材料として珍重される。密売が盛んに行われ、アジアとアフリカに分布する全8種が絶滅の危機に直面しているという。 「人と動物の共通感染症研究会」会長の苅和宏明・北海道大教授(ウイルス学)の話「人にとって危険なウイルスである可能性がある
水揚げされたマグロを品定めする市場関係者ら(4日午前7時44分、千葉県銚子市で) 銚子漁港(千葉県銚子市)で4日、今年の初競りが行われ、水揚げされたマグロなどがずらりと並んだ。同漁港の2019年の水揚げ量は28万トンを超え、9年連続日本一が確実で、新年早々から市場は活気づいた。 銚子市漁協によると、同漁港の19年の水揚げ量は28万365トンとなり、前年より約2万8000トン増えた。一方、金額は約274億円で前年を約21億円下回った。坂本雅信組合長は「夏から秋にかけて、近年高値で取引されているサンマの水揚げが少なかったことが原因の一つと考えられる」としている。 4日はマグロやカジキなど約36トンが水揚げされた。仲買人らは脂ののりなどを確かめた後、次々と競り落としていた。
小木港に帰港した中型イカ釣り船 石川県漁業協同組合所属の中型イカ釣り船団が、来年1月までの漁期を残して今年度の操業終了を決め、小木港(能登町)への帰港を始めた。能登半島沖の「大和(やまと)堆(たい)」周辺での外国船の違法操業などでスルメイカの水揚げ量が激減しているためで、漁の早期打ち切りは3年連続。今年度の同港での冷凍スルメイカの水揚げ量(25日現在)は、前年度(2137トン)を958トン下回る1179トンに落ち込み、3年連続で過去最低となる見通しだ。 スルメイカの漁期は例年6月~翌年1月中旬頃だが、県漁協所属の中型イカ釣り船は漁を打ち切って24日午後から小木港に帰港し始めていて、検討中の1隻を除いて12隻が年内に帰港予定という。 県漁協小木支所によると、今年は大和堆周辺で北朝鮮漁船の違法操業が相次いだほか、大和堆西側でも数百隻の中国漁船が乱獲。10月には、水産庁の漁業取締船と北朝鮮漁船が
全国さんま棒受網漁業協同組合は8日、10月末現在の今年のサンマ水揚げ量が、前年同期比79%減の2万299トンだったと発表した。近年では記録的な不漁だった2017年同期(4万5756トン)の半分以下。11月に入って一部の港で水揚げに回復の兆しもみられるが、漁期が12月上旬までにはほぼ終わる中、水産庁は「過去最低を記録する可能性がある」とみている。 発表によると、昨年まで9年連続水揚げ日本一の花咲港(北海道)は1万2445トンで、前年同期比68%減。大船渡港(岩手県)や気仙沼港(宮城県)など、三陸の漁港も同8~9割減で苦戦している。 一般社団法人「漁業情報サービスセンター」(東京都)によると、サンマの資源量は十数年単位で増減を繰り返しており、15年頃から少ない時期に入っている。同センターの渡辺一功・漁海況部副部長(49)は「外国漁船による公海上での漁獲の影響もある」と指摘する。
国籍不明の漁船とみられる船舶(手前)と水産庁の漁業取締船(7日午後3時47分、石川県能登半島沖の北西約310キロで、読売機から)=守谷遼平撮影 7日午前9時過ぎ、石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、水産庁の漁業取締船「おおくに」(約1300総トン)と北朝鮮の漁船が衝突した。第9管区海上保安本部(新潟市)によると、漁船は間もなく沈没したが、乗員約60人は取締船から投げ入れられた救命いかだなどを使い、別の北朝鮮の漁船に乗り移った。取締船の乗務員にけがはなく、航行にも支障はないという。 9管や水産庁によると、現場は能登半島の北西約350キロの日本海で、「大和(やまと)堆(たい)」と呼ばれる好漁場。午前8時50分、取締船が違法操業の漁船を発見し、約200メートル離れた地点からEEZ外に退去するよう警告した。その後、漁船の左を航行しながら放水を始めると、漁船が急に左旋回。午前9時7
第65慶栄丸とみられる転覆船(17日午後2時45分頃、北海道根室市納沙布岬沖の太平洋で)=第1管区海上保安本部提供 17日午前11時30分頃、北海道大樹(たいき)町の大樹漁協所属のサンマ棒受け網漁船「第65慶栄丸」=29トン、乗組員8人、敬礼(けいれい)寿広船長(52)=が根室市納沙布岬の東方沖で音信を絶ったと、根室海上保安部に通報があった。第1管区海上保安本部(小樽市)が捜索を始め、同船とみられる転覆した船を発見したが、乗組員は見つかっていない。 1管の発表などによると、17日午前、第65慶栄丸から仲間の漁船に「横波をくらった」と連絡があり、関係者が第65慶栄丸の位置情報を示す電波を受信できなくなった。海上保安庁の航空機が同日午後2時40分頃、同岬東方沖約610キロ・メートルの海上で転覆した船を発見。上空から約2時間、付近を捜索した。近くにいた複数の漁船も同日夕までに現場付近に着いて捜索
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く